「日立ハイテクサイエンスの森」が環境省より「自然共生サイト」に認定
PR TIMES / 2024年2月28日 17時40分
株式会社日立ハイテク(以下、日立ハイテク)のグループ会社である、株式会社日立ハイテクサイエンスの富士小山事業所敷地内にある「日立ハイテクサイエンスの森」が、環境省より、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」として「自然共生サイト」に認定されました。「日立ハイテクサイエンスの森」において、これまで従業員や地域社会が一体となって実施してきた生物多様性の維持・保全の幅広い取り組みが評価され、このたびの認定となりました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49375/143/49375-143-a1371f2fb24f64e1b4109dfcc30a17f0-1039x407.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左:「日立ハイテクサイエンスの森」(写真上部分)、右:「30by30」ロゴマーク
環境省は、生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2021年6月の第47回先進国首脳会議(G7 サミット)において合意された、2030年までに陸と海の30%以上を保全する目標「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」の達成に向けた取り組みとして、「30by30アライアンス」*1の発足や「自然共生サイト」の認定などを行っています。
「日立ハイテクサイエンスの森」は、事業所の施設を取り囲む約44,000平方メートル*2の樹林です。「自然との共生」をめざし、約50年かけてかつて人々の暮らしと共にあった里山として再生することを目標として、2015年から、緑地の維持・再生、人工林の自然林化などの活動を継続的に実施してきました。また、2020年12月には、公益財団法人日本生態系協会によるJHEP更新認証を受け、最高ランクのAAA評価を取得しました。 日立ハイテクは、「30by30アライアンス」にも参加しており、今後も「日立ハイテクサイエンスの森」での生物多様性の維持・保全活動をはじめとして、日立ハイテクグループ全体で環境価値の創出と持続可能な地球環境への貢献をめざしていきます。
*1 「30by30 アライアンス」:「30by30」の達成に向けた取り組みをオールジャパンで進めるための有志の企業・自治体・団体による連盟
*2 この内の32,000平方メートルを「自然共生サイト」として登録しています。
■「日立ハイテクサイエンスの森」について
「日立ハイテクサイエンスの森」は、日立ハイテクサイエンス富士小山事業所(静岡県駿東郡)内にある約44,000平方メートルにおよぶ樹林です。地域社会の一員として「自然との共生」をめざし、2015年から、サイト内に生育している地域在来の植物を活用した、人工林からの広葉樹林化に取り組み、敷地内で採取したどんぐりから育てた従来の在来種であるクヌギ・コナラの苗木の植樹に加えて、イロハモミジ・エゴノキ・ムラサキシキブなどの高中低木種の苗木を植樹することで、より多種多様な樹木からなる森の再生に努めてきました。芝生地の一部をさまざまな在来の植物が広がる半自然のススキ草地へと転換するために、ススキの株分けと植え付けを行い維持管理にも努めています。また、森林整備活動の一環として、従業員も参加し、外来植物の駆除や昆虫の住み家となるインセクトホテルの設置も実施しています。敷地内には、希少植物の存在も確認されています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/49375/143/49375-143-68c540bcc45a666b8ce7e52676b020a2-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
従業員による植樹活動の様子
■環境省「自然共生サイト」について
2022年の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で採択された、2030年までの新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を踏まえ、日本国政府は、「生物多様性国家戦略」を改定し、「30by30」を国内目標として位置づけました。環境省では、民間の取り組みなどによって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」に認定する制度を2023年より開始し、同制度の認定区域のうち保護地域との重複を除いた区域はOECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として国際データベースにも登録されます。
■日立ハイテクグループの生物多様性保全への取り組み
https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/company/sustainability/environment/bio/
■日立ハイテクについて
日立ハイテクは、2001年、株式会社日立製作所 計測器グループ、同半導体製造装置グループと、先端産業分野における専門商社である日製産業株式会社が統合し、誕生しました。2020年、日立製作所の完全子会社となり連携を強化していくことで、社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現をめざしています。
医用分析装置、バイオ関連製品、分析機器、半導体製造装置、解析装置の製造・販売に加え、社会・産業インフラ、モビリティなどの分野における高付加価値ソリューションの提供を通して、グローバルな事業展開を行っています(2023年3月期日立ハイテクグループ連結売上収益は6,742億円)。
詳しくは、日立ハイテクのウェブサイト(https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja )をご覧ください。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
『森林と市民を結ぶ全国の集い2024』を開催 中村 桂子さん、藤井 一至さん講演のほか、森林と生物多様性に関する知見・取組事例を紹介
@Press / 2024年4月23日 15時30分
-
明治ホールディングス株式会社、KMバイオロジクス株式会社の 生物多様性に関するサービス導入事例公開
PR TIMES / 2024年4月22日 12時45分
-
【ダイキン】西表島で自然環境保全活動支援の協定を締結
@Press / 2024年4月15日 15時0分
-
「生物多様性のための30by30アライアンス」にグローブライド株式会社が参画
@Press / 2024年4月12日 9時45分
-
「フジクラ 木場千年の森」が環境省の令和5年後期「自然共生サイト」に認定
PR TIMES / 2024年3月29日 16時45分
ランキング
-
1NY市場、円安加速158円台 対ユーロも最安値に迫る
共同通信 / 2024年4月27日 17時42分
-
2祝日という"官製のみんな一斉休日"が日本人を苦しめる…精神科医警鐘「連休でストレスが増強される」本末転倒
プレジデントオンライン / 2024年4月27日 8時15分
-
3米ファンドに日本KFC売却=三菱商事、来月にも
時事通信 / 2024年4月26日 20時17分
-
4山梨でブドウなら「1日2時間労働で年収450万円」が可能…私が実践している「農FIRE」のススメ
プレジデントオンライン / 2024年4月27日 10時15分
-
5なぜホンダ初の量産EV「ホンダe」はたった3年で生産終了になったのか…「欧州ジャーナリストの絶賛」の裏側
プレジデントオンライン / 2024年4月27日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください