プラスチックによる環境汚染問題の解決に向け注目を浴びる生分解性プラスチックに注目した『生分解性プラスチックの開発と市場』が本日2024年5月7日に発売!
PR TIMES / 2024年5月9日 17時40分
技術・市場動向レポート発行を行う、株式会社シーエムシー出版(本社:東京都千代田区、代表:辻賢司)は、書籍『生分解性プラスチックの開発と市場』を2024年5月7日に発刊いたします。
定価は税込91,300円(本体価格83,000円+税)で、当社ECサイトおよび全国の書店でご注文を受け付けております。
目次などの詳細については以下の当社サイトをご覧ください。
https://www.cmcbooks.co.jp/products/detail.php?product_id=9420
[画像: https://prtimes.jp/i/117216/143/resize/d117216-143-07ed88dba812ec89c834-0.jpg ]
刊行にあたって
世界の海洋中には、1億5000万t以上のプラスチックごみが存在し、毎年約800万tのプラスチックごみが新たに海洋中に流出をしているといわれている。
環境中に流出したプラスチックは、太陽光による劣化や物理的に砕かれることにより、マイクロプラスチックとなり、生態系や人間の健康に大きな影響を及ぼすことが懸念されている。深刻化するプラスチック汚染への対策として、世界各国では脱プラスチック化に向けて対策や規制が始まっている。
このような背景から、微生物により分解される生分解性プラスチックは、プラスチックによる環境汚染の解決策の一つとして、大きな期待が寄せられ、研究開発が進められている。
しかしながら、既存のプラスチックと比較して、製造コストが高く、長期耐久性が低いなど、普及に向けた課題は多い。
そこで本書では、技術と市場、二つの観点から生分解性プラスチックの現状と今後の展開に迫っている。
【技術編】では、生分解性プラスチックの高機能化に向けた各種材料の開発について、企業や大学で第一線のご活躍をされている専門家の方々に執筆いただいた。
【市場編】では、国内外のプラスチック規制や脱プラスチックに向けた取り組みをはじめ、各種生分解性プラスチックの動向をまとめた。
本書が各種生分解性プラスチックに携わる方々の研究開発やビジネスチャンスのヒントを掴む一助になれば幸いである。 (本書「はじめに」より)
著者
岩田忠久 東京大学
増井昭彦 大阪産業技術研究所
正木崇士 (株)クレハ
道信剛志 東京工業大学
金易介 東京工業大学
上村直史 長岡技術科学大学
政井英司 長岡技術科学大学
中村雅哉 森林総合研究所
田口精一 神戸大学
山崎毅 味の素(株)
溝口滉太 味の素(株)
樋口暁浩 (株)ダイセル
豊田慶 パナソニック ホールディングス(株)
岡部有未 パナソニック ホールディングス(株)
名木野俊文 パナソニック ホールディングス(株)
佐野浩 三菱ケミカルグループ(株)
国岡正雄 元・産業技術総合研究所
シーエムシー出版 編集部
主な目次
【技術編】
第1章 多糖類を原料とした新規バイオマスプラスチック
第2章 抗菌性光触媒をコンポジット化した光スイッチ型海洋生分解性プラスチック
第3章 生分解性樹脂の漁業資材(釣り糸・漁網)への適用
第4章 リグニン由来バイオマスプラスチックの合成と生分解性制御
第5章 「多元ポリ乳酸LAHB」生合成の新展開:オリゴマー分泌の発見によるプロセス革新
第6章 生分解性を有するマイクロプラスチックビーズ代替材料の開発と応用
第7章 バイオプラスチックとしての酢酸セルロース樹脂CAFBLO(R)の展開
第8章 セルロースファイバー成形材料の開発と完全生分解性複合材料への展開
第9章 生分解性プラスチックの有効活用のための認証制度と材料開発 ―BioPBSTM の応用展開―
第10章 海洋生分解評価法の標準化動向と標準を活用した社会実装
【市場編】
第1章 プラスチックによる環境汚染問題と各国の取り組み
第2章 生分解性プラスチックの概要
第3章 生分解性プラスチックの市場動向
第4章 生分解性プラスチックの動向
★詳細カタログはコチラ★
https://www.cmcbooks.co.jp/upload/save_image/04251350_6629e106250d7.pdf
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