UnityとHERE、リアルタイム3D車内体験で協力
PR TIMES / 2021年3月30日 15時15分
次世代の車載組込みシステムHMI(ヒューマンマシンインターフェース)のユーザー体験に関する革新的なビジョンを発表
[画像: https://prtimes.jp/i/16287/167/resize/d16287-167-106852-0.jpg ]
マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:豊田 信夫、以下 当社)は、親会社であるUnityが位置情報と技術のプラットフォームを持つHEREテクノロジーズ(以下 HERE)と、最先端のリアルタイム3Dレンダリング機能を備えた次世代の車載組込みシステムヒューマンマシンインターフェース(以下HMI)の開発で提携することを発表しました。この提携は、自律走行、シミュレーション、都市計画、デジタルツインのための次世代位置情報技術の開発にも適用されます。
Unityのリアルタイム3DプラットフォームとHEREの位置情報技術を組み合わせた機能を紹介するために、HEREは、組み込み型の車載インフォテインメント(IVI)システムのPoC(概念実証)アプリケーションを開発しました。このアプリケーションは、Unityのプラットフォーム上で作成され、HEREの3D都市データを使用して、サンフランシスコの3Dマップをワイドスクリーンでナビゲーションするという未来的なもので、HMIのワークフローデザインを革新的に改善することで何が実現できるかを示しています。これまでに、HEREはアメリカ、ヨーロッパ、アジアの70以上の主要都市を3Dマッピングしており、将来的には全世界の3Dマップを提供する予定です。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=QGsetJOg0oo ]
UnityのVerticals担当副社長のジュリアン・フォーレ(Julien Faure)は次のように述べております。「車の購入者は、馬力や燃費よりも、車とのインタラクティビティを重視するようになりました。UnityがHEREと協力することで、消費者の需要に応えることができ、当社のエコシステムを搭載したすべてのディスプレイで継続的なユーザー体験を提供することができます。HEREのような業界のリーダーと協力することで、Unityはダイナミックなインフォテインメント、没入型のオーグメンテーション、地理空間やメディア体験を、すべてスムーズなユーザー体験に統合できる可能性を秘めていると感じています」
現在、自動車業界にはいくつかの専用HMI開発ソリューションが存在していますが、今回のコラボレーションでは、自動車用の地図データやサービスの要素と、高度なリアルタイム3Dエンジンを組み合わせることで、地図やインフォテインメントなど、自動車のユーザーエクスペリエンス(UX) にダイナミックでハイエンドなデザイン性をもたらします。
HEREのChief Product Officerであるヨルゲン・ベーレンス(Jorgen Behrens)氏は次のように述べております。「Unityとのコラボレーションの目的は、現実を魅力的に表現したカーナビゲーション体験を求めるお客様の要望に応えることです。Unityの強力な3Dレンダリングエンジンは、HEREの3D都市データ、ルートガイダンス、ナビゲーションが見事に表現され、ドライバーに没入感高める体験を提供します」
このコラボレーションは、次世代の自動車用HMIの開発に対する両社のコミットメント(全力を尽くすこと)を明確にするものです。HEREとUnityのPoCアプリケーションは、クアルコム スナップドラゴン(Qualcomm Snapdragon)上で動作することに成功しています。2020年、Unityはコンチネンタル(Continental AG)傘下のエレクトロビット(EB、Elektrobit)やNXPセミコンダクターズなど、HMIエコシステムの複数の企業との協業を発表しました。
HEREは、世界の自動車業界に地図コンテンツと位置情報サービスを提供するリーディングカンパニーです。現在、HEREはコネクテッド・ビークル、車載インフォテインメント、自動運転のためのエンド・ツー・エンド(E2E) のソリューションを提供しています。HEREは、メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz AG)、ビー・エム・ダブリュー(BMW AG)、アウディ(Audi AG)、三菱商事、NTT、インテル・キャピタル(Intel Capital)、ボッシュ(Bosch)、コンチネンタル、パイオニア(Pioneer)などのグローバルブランドが出資する民間企業です。
HEREテクノロジーズについて
位置情報とテクノロジーのプラットフォームであるHEREは、位置情報の力を活用することで、人々、企業、そして都市を前進させます。オープンなプラットフォームを活用することで、都市のインフラ管理や企業の資産最適化、ドライバーの安全な目的地への誘導など、お客様がよりよい成果を得られるよう支援しています。HEREの詳細については、http://www.here.com および http://360.here.com をご覧ください。
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社について
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、リアルタイム3Dコンテンツを作成・運用するための世界有数のプラットフォーム「Unity」の日本国内での販売やサポート、コミュニティ活動、研究開発(R&D)および教育支援などを行っています。ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。Unityのプラットフォームは、携帯電話、タブレット、PC、コンソールゲーム機、VR・ARデバイス向けのインタラクティブなリアルタイム2Dおよび3Dコンテンツを作成、実行、収益化するための包括的なソフトウェアソリューションを提供しています。1,400人以上在籍するUnityのR&Dチームは、外部パートナーと協力して最新リリースやプラットフォームのために最適化されたサポートを保証することで、Unityをコンテンツ制作の最先端であるようにし続けています。Unityのクリエイターが開発したアプリは、2019年に20億以上のユニークデバイスで月30億回以上ダウンロードされました。
※Unityおよび関連の製品名はUnity Technologiesまたはその子会社の商標です。
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