エボラ出血熱:MSF、エボラ対策が学べるオンライン講座を公開

PR TIMES / 2014年11月13日 17時15分



国境なき医師団(MSF)は、エボラ出血熱対策に携わる援助従事者のためのオンライン講座「Ebola ebriefing」を公開した。この講座は誰でも利用可能で、エボラウイルスとその制御策、症例管理の難しさについて具体的な情報を得ることができる。講座は英語、フランス語、スペイン語で用意される。

講座URL:http://www.msf.or.jp/ebriefing/

「過去10年のMSFによるエボラ対応はいずれも、感染防御に関する専門スキルをもつ人びとに支えられてきました。 エボラ治療における感染リスクを最小限に抑えるには、医師から衛生担当者まで、あらゆるスタッフがもつ専門知識が重要となります。MSFはその知識を、このウイルスと闘う外部の人びとや他団体により広く提供したいと考えたのです」MSFで研修コーディネーターを務めるフィリップ・リュスカシエは話す。

<外部向けトレーニングも用意>


MSFは本年8月以降、西アフリカへ出発する前の派遣スタッフに、ブリュッセルで数日間の理論と実践の研修を受講させている。研修はこれまでに10回実施され、合計400人余りが受講した。この研修コースの成功を機に、MSFは回数を増やした上で、外部の援助関係者にも開放する方針をとり、オランダのアムステルダムで今後数ヵ月かの間に約20回の同様の研修コースを開く予定だ。一方、MSFもスイスのジュネーブで国際赤十字・赤新月社連盟の研修コースに参加している。

業務でエボラ患者と接触する現地採用および現地保健省所属のスタッフは、今回の流行発生当初から、活動現地で、病理、感染の形態、そして、業務上の安全確保のための技術的な指針について数日間の研修を受けている。

MSFインターナショナル会長のジョアンヌ・リュー医師は「エボラ拡大をこれ以上広げないための最善策は、西アフリカで対応に取り組むことです。現場の主な課題は、感染リスクのある環境での業務に習熟した人員の確保です。より多くの患者を治療するために、より多くの海外派遣スタッフと現地スタッフに研修を行なわなければなりません」と述べている。

MSFは現在、ギニア、リベリア、シエラレオネの3ヵ国で6ヵ所のエボラ治療センターを運営。隔離環境下のベッド数は合計600床に及ぶ。今回の流行発生来、これらの施設が受け入れた5600人余りの患者のうち、3500人のエボラ感染が確認され、約1400人が回復した。また、3月のエボラ対応開始後、合計1107トンを超える物資が現地に供給されている。

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