リーダーこそ、「臆病」であり続けろ。ブリヂストンの元CEOが明かす、目からウロコの経営哲学!
PR TIMES / 2024年9月18日 11時15分
世界14万人の従業員を率いたブリヂストンの元CEO・荒川詔四(あらかわ・しょうし)氏の著書、『臆病な経営者こそ「最強」である。』が、2024年9月18日に発売されます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45710/240/45710-240-a765eb3eb786c540ee397df85237e941-1000x1447.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『臆病な経営者こそ「最強」である。』荒川詔四:著 ダイヤモンド社:刊
■「臆病さ」こそが、厳しい経済競争を生き抜く術なのである。
「臆病」という言葉に対し、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。恐らくほとんどの人が、ネガティブなイメージを抱き、「意気地なし」「腰抜け」などといったワードを連想し、克服して然るべきものだと認識しているのではないでしょうか。会社を背負って立つ経営者ならば尚更、厳しい市場競争を勝ち抜くために「豪胆」であることを意識し、「臆病であること」に強い抵抗を示しているかと思います。
ですが、実は会社経営やマネジメントについては、そうした「臆病さ」こそが武器になります。本書の著者・荒川詔四氏は世界最大級のタイヤメーカー・ブリヂストンで長年CEOを務め、2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災などの未曽有の危機を乗り越え、会社を成長させ続けてきました。荒川氏は“食うか食われるか”の熾烈な市場競争の中で、「怯えた動物」のように「臆病な目線」を持って感覚を常に研ぎ澄ませ続けたことで、様々なリスクを慎重かつ鋭く察知し、的確な判断を下してきたのです。
ウクライナやイスラエル情勢が緊迫化し、アメリカの景気後退が叫ばれるなどして世界情勢がより不安定になってきている今こそ、「臆病」であることが世界を生き抜く秘訣であるーー。
会社を成長させたいと考えている経営層やリーダー、マネジメント層にも最適の1冊となっています。
■目次
はじめに
第1章 経営とは「創造」である
第2章 人材こそ最大の「資産」である
第3章 「権力」と「信頼」
第4章 楽観的な「臆病者」であれ
第5章 「平々凡々」こそ経営の極意
あとがき
■『臆病な経営者こそ「最強」である。』
著者:荒川詔四
定価:1,760円(税込)
発売日:2024 年9月 18日
発行:ダイヤモンド社
判型:四六判並製・320頁
https://www.amazon.co.jp/dp/4478117357
■著者プロフィール:荒川詔四(あらかわ・しょうし)
株式会社ブリヂストン元CEO 1944年山形県生まれ。東京外国語大学外国語学部インドシナ語学科卒業後、ブリヂストンタイヤ(のちにブリヂストン)入社。タイ、中近東、中国、ヨーロッパなどでキャリアを積むほか、アメリカの国民的企業だったファイアストン買収(当時、日本企業最大の海外企業買収)時には、社長参謀として実務を取り仕切るなど、海外事業に多大な貢献をする。タイ現地法人CEOとしては、同国内トップシェアを確立するとともに東南アジアにおける一大拠点に仕立て上げたほか、ヨーロッパ現地法人CEOとしては、就任時に非常に厳しい経営状況にあった欧州事業の立て直しを成功させる。その後、本社副社長などを経て、同社がフランスのミシュランを抜いて世界トップシェア企業の地位を奪還した翌年、2006年に本社CEOに就任。「名実ともに世界ナンバーワン企業としての基盤を築く」を旗印に、世界約14万人の従業員を率いる。
2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災などの危機をくぐりぬけながら、創業以来最大規模の組織改革を敢行したほか、独自のグローバル・マネジメント・システムも導入。また、世界中の工場の統廃合・新設を急ピッチで進めるとともに、基礎研究に多大な投資をすることで長期的な企業戦略も明確化するなど、一部メディアから「超強気の経営」と称せられるアグレッシブな経営を展開。その結果、ROA6%という当初目標を達成する。
2012年3月に会長就任。2013年3月に相談役に退いた。キリンホールディングス株式会社社外取締役、株式会社日本経済新聞社社外監査役などを歴任。著書に『優れたリーダーはみな小心者である。』『参謀の思考法』(ともにダイヤモンド社)がある。
※リリース内の画像・写真は、本書籍に関わる報道を目的とした使用に限ります。
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