各国で異なる「日本文化」への興味が明らかに!2024年訪日メディアMATCHA記事ランキング発表
PR TIMES / 2024年12月26日 11時18分
インバウンドが過去最高となる中、各国が日本のどんな文化に関心を示しているのかPVを基に分析
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訪日メディア「MATCHA」を運営する株式会社MATCHA(本社:東京都中央区、代表:青木優)は、2024年に「文化・カルチャー」カテゴリで最も読まれた記事ランキングを発表しました。
2024年は11月時点で過去最高の訪日客数を記録し、日本文化への関心が飛躍的に高まった一年となりました。MATCHAは、各国の読者が日本文化をどのように捉え、何に関心を持っているのかを言語別ランキングとして発表。ランキングからは国ごとに異なる興味関心の傾向が明らかになり、欧米圏では「宗教文化や精神性を感じる伝統」、台湾では「地域のイベントを通じた交流」、タイでは「季節の移ろいを感じる体験」、韓国では「日常に根付く文化や地方の施設」が特に注目されていました。各国の文化的背景やニーズに寄り添ったコンテンツづくりが、さらなるファン層の拡大につながるでしょう。
各国読者の注目ポイント訪日メディア「MATCHA」 「文化・カルチャー」カテゴリ TOP10
■英語版
・「御朱印集め」や「寺社の違い」など、日本の精神性を知る記事が人気
・アニメや映画に関連した記事がランクインし、伝統と現代文化の融合に関心
・訪日前の情報収集意欲が高く、実際の体験に備える記事が好まれる
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「御朱印集め」や「お寺と神社の違い」といったテーマは、日本の宗教文化や精神的背景への興味を反映しています。これは、欧米の読者が「日本独特の精神性」に魅力を感じていることを示しています。特に訪日前に、日本文化の背景を理解し、実際の体験に備えたいというニーズが高いと考えられます。アニメ「鬼滅の刃」や日本映画の記事がランクインしたことからも分かるように、欧米の読者は伝統的な要素と現代のポップカルチャーが融合したテーマにも強い関心を寄せています。
繁体字版(台湾・香港)
・祭りは日本文化を体験でき、地元の人と交流できる機会として人気が高い。
・「◯選」形式の記事は短時間で情報を得られるため、効率的に情報収集をしたい読者に好まれている。
・透明感という表現は繁体字と同じ漢字を使うため馴染みやすく、スキンケアや雰囲気の表現として共感を集めている。
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日本の「祭り」は最も印象的な文化体験のひとつ。地域で開催される祭りは、観光だけでなく地元の人々と直接触れ合う機会となり、日本の日常や伝統に深く関わるきっかけを提供します。このような体験は、訪日のリピーターも多い台湾・香港の読者には特に強く響く傾向があるようです。
また、限られた時間で効率的に情報を収集する習慣があり、「◯選」という形式の記事が非常に人気です。祭りや観光地をテーマにした「◯選」記事は、必要な情報を短時間で把握できるため、旅行計画を立てる際に多く見られていることが分かります。さらに、日本語の「透明感」という表現は、繁体字と同じ漢字を使用しているため馴染みがあり、親しみを感じやすいテーマです。特に「透明感」はスキンケアや人の雰囲気を表現する際に頻繁に用いられ、共感を呼ぶキーワードとして関心を集めています。
韓国語版
・「お守り」「おみくじ」など日本の開運に関連する記事が好評
・「のれん」「華道」など、日本独特の文化を紹介する記事が人気
・地方の観光スポットにフォーカスした記事も注目を集める
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「お寺と神社のお守りの違い」や「おみくじ」、「絵馬」など、日本の宗教文化や風習に関連する記事が人気です。これらは、日本の精神文化や価値観を理解する手がかりとなり、韓国読者の興味を引いています。「のれん」や「華道・生け花」など、日本特有の美意識や生活文化を紹介する記事が好評です。これらの内容は、伝統と実用性を融合した日本文化の魅力を韓国読者に伝えています。「北海道の神社10選」や「石川県立図書館」、「仙台観音」など、地域に根差した文化や観光スポットの記事がランクインしています。これにより、韓国の読者が訪日旅行に際して地方の隠れた観光スポットを知りたいという関心を持っていることが伺えます。
タイ語版
・「花火大会」「和歌」「金木犀」など、日本の季節感を伝える記事が人気
・「日本クイズ」など日本のことを知る記事も読まれる傾向
・タイで人気のあるX JapanもTOP10にランクイン
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「日本の夏のシンボル、花火大会」や「初夏の雨と和歌」、「金木犀」といった記事は、日本特有の季節感や美意識を伝え、タイ読者に新鮮な魅力を提供しています。特に、花火大会などの夏の象徴的なイベントが注目されています。「日本についてのクイズ」や「日本語単語事典『将軍』」は、日本の歴史や言語に触れる内容で、知的好奇心を満たす人気記事です。また、神社とお寺のお守りの違いを扱った記事からは、日本の宗教文化への関心もうかがえます。「J-Rock:X JAPANとMAN WITH A MISSION」は、タイで人気の日本音楽を取り上げ、伝統文化だけでなく現代のエンターテインメントへの関心も示しています。
■共通して関心のある注目ポイント
・神社やお寺など日本の宗教感
すべての言語版で神社仏閣に関連するコンテンツが上位にランクイン。おみくじや御朱印、参拝方法など、日本の精神文化や信仰に関する情報への需要が高いことが分かります。宗教観や文化的背景が異なる国々において、日本の神社仏閣文化に対して強い関心がある。
・文化を体験するための事前知識や背景
単なる観光情報ではなく、「どのように体験するか」といった実践的な情報に対する関心が高いことが見受けられます。お守りの選び方や参拝作法、祭りへの参加方法など、訪日外国人が実際に日本文化を体験できるような内容が注目されています。情報提供においては、「何があるか」ではなく、「なぜそれが行われているのか」という文化的背景や意味を解説することが重要視されています。これは、訪日外国人が日本文化をより深く理解したいというニーズを反映しています。
・季節性へのあるイベントや四季に基づく文化
各言語版とも、季節に応じた文化的コンテンツを取り上げています。初詣、花火大会、紅葉ライトアップなど、日本の四季折々の文化体験に関する情報が充実しています。これは日本観光における季節性の重要さを示唆しています。
■ MATCHA編集部のコメント
コンテンツグループ及びMATCHA台湾版の統括 ミホ・ワン
「私たちは、日本の豊かで多様な文化をユニークな視点から探求し、祭りや神社、文化財だけでなく、伝統工芸、食文化、地域の風習、言葉の由来、さらにはサブカルチャーに至るまで幅広いテーマを取り上げます。れからも日本に興味を持つ全ての読者の皆さまへ、魅力的かつ面白いコンテンツをお届けすることを目指しています。」
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■ミホ・ワン プロフィール
台湾出身、映画学科卒業、日本留学中にブログで情報発信をスタート。SNSアカウントの合計フォロワー数は14万を超え、多くの支持を得ている。300店舗、施設以上の取材経験から最新情報・スポットに精通。
台湾、香港で日本に関する本を6冊出版。現在は、コンテンツグループ及びMATCHA台湾版の統括を担う。
■株式会社MATCHAとは
「MATCHA」は、訪日・在日外国人向けに10言語展開、累計20,000記事以上の日本の情報が集まるメディアです。世界227の国と地域から、月間663万PV・333万UUのアクセスがあり、Facebookは全世界に104万人のフォロワーがいます。一方的な情報発信ではなく、ユーザーが本当に必要としている情報を盛り込み、長く読まれる、価値あるコンテンツを制作していることが特徴です。
日本最大級のメディア運営の知見を活かし、MATCHAメディアでのプロモーション実施、誰もが使える多言語情報発信ツール「MATCHA Contents Manager(MCM)」、リサーチから訪日向けの施略策定まで担うインバウンドマーケティング支援の3つの事業も展開。これまで累計360を越すクライアントのインバウンド課題をサポートしています。また、2020年から3年にわたり、日本全国のインバウンド事業者が一堂に会する「インバウンドサミット」の事務局として企画運営をしています。2024年は、約4,000名の申し込みがありました。
〈企業概要〉
会社名:株式会社MATCHA
代表取締役:青木 優
本社所在地:〒103-0004 東京都中央区東日本橋2丁目24−9 LIT HIGASHI-NIHOMBASHI 1F
設立年月日:2013年12月3日
MATCHA:https://matcha-jp.com
HP:https://company.matcha-jp.com/
MATCHA(日本語):https://matcha-jp.com/jp
MATCHA(英語):https://matcha-jp.com/en
MATCHA(繁体字):https://matcha-jp.com/tw
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