第55回ギャラクシー賞上期選考 メ~テレドキュメント「シネマ狂想曲~名古屋映画館革命~」がテレビ部門で入賞作品に選定
PR TIMES / 2017年11月15日 16時1分
第55回ギャラクシー賞の上期選考(2017年4月1日~9月30日放送分)が行われ、『メ~テレドキュメント「シネマ狂想曲~名古屋映画館革命~」』がテレビ部門の入賞作品に選ばれました。
ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために、1963年に創設されました。
テレビ部門においては、今後本作を含む7本の選定作品と下期選定作品(2017年10月1日~2018年3月31日放送分)を合わせた中から、ギャラクシー大賞1本、ギャラクシー優秀賞3本、ギャラクシー選奨10本(予定)が選出されます。最終選考結果は、2018年6月上旬に発表されます。
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<第55回ギャラクシー賞 上期 テレビ部門 【入賞作品】>
作品名:メ~テレドキュメント「シネマ狂想曲~名古屋映画館革命~」
放 送:2017年5月28日(日) 26時44分~27時47分
プロデューサー:清水伸司、村瀬史憲
ディレクター:樋口智彦
ナレーション:竹中直人
編 集:世古和弘
音 効:堀敦詞
[画像2: https://prtimes.jp/i/14977/296/resize/d14977-296-749991-1.jpg ]
【番組概要】
名古屋駅の西、徒歩3分の場所にミニシアター「シネマスコーレ」はある。席数は51。1983年に映画監督の若松孝二が、大劇場で上映されない作品を掛けるために設立した。現在はアジア映画やインディーズ映画を中心に上映している。
シネマスコーレの副支配人、坪井篤史(39)。彼には、「名古屋を映画で一番熱い都市にする」という野心がある。題して「名古屋 映画館革命」だ。映画監督や出演者を招き、斬新な切り口で繰り広げるトークショーや、スクリーンの前に出演者が生で登場する演出を実行するなど、独自のイベントを開催して映画ファンの開拓を試みる坪井。名古屋駅周辺でもシネコン化が進む中で、シネマスコーレは単館で奮闘を続け、映画監督らの信頼も厚い。
シネマスコーレの支配人、木全純治もかつてはアジア映画による文化交流を図った映画界の「革命児」だった。木全の理解と協力があってこその坪井。坪井は大学で非常勤講師として講義までしている。授業で見せるのはいわゆる「C級映画」ばかり。講義の内容は名作の薀蓄などは皆無で、映画制作現場の裏話や、ホラー映画を楽しみながら見る方法など、実にユニークだ。「映画の薀蓄を語るのではなく、映画を普段見ない人たちに関心を持つきっかけを作りたい」と語る坪井。彼が「隠れ家」にしているアパートには、数千本もの映画のVHSが保管されていた。休日には町に出て中古のVHSを買い漁る。そして映画館の常識を打ち破る「超次元絶叫システム」が始動する。
【制作意図】
好きなことを職業にして、とことん、やりたいことをやる。そんな生き方ができたら、どれほど素晴らしいでしょう。番組の主人公、坪井篤史さんは、とことん、やりたいことをやりながら生きています。
樋口ディレクターもまた映画マニアであり、客として通っていたシネマスコーレで、映画と一体化した坪井さんの生き様に憧憬を抱き、「いつか彼のドキュメンタリーを撮りたい」と企画を温めていました。
坪井さんの生活は文字通り「映画三昧」です。一般の人の目には、ちょっと引いてしまうほど異様に映るかもしれません。しかし、この番組で伝えたかったのは、坪井さんの突き抜けたマニアぶりだけではありません。上司である支配人、木全純治さんの懐の深さもまた伝えたかったテーマのひとつです。部下が常識外れの発想を行動に移そうとした時、「やってよし!」とはなかなか言えないものです。木全さんは、坪井さんと映画の趣味が合わないと言いつつ、坪井さんの「映画館革命」を実現するため、劇場に高価な機材を入れたり、映画館の命であるスクリーンの前でライブパフォーマンスすることを許したり。坪井さんを信用し、任せている。それが劇場としての魅力にも繋がっている。坪井さんは木全さんと出会ったことで、自身の資質を伸ばすことができたのではないでしょうか。
生産性を重視する社会では、均一化が進み、とかく個性が疎まれがちです。映画をはじめ、エンターテインメントには意外性や創造性があるほうが面白い。テレビ番組もそうです。個性を貫くことが、自身の存在価値を高め、人を惹き付ける。そんなことに改めて気付かされながら制作した番組です。
※参考
メ~テレでは、ドキュメンタリー番組として放送した「シネマ狂想曲~名古屋映画館革命~」の劇場版を制作。東京・大阪などのミニシアターで順次上映中です。
【タイトル】『劇場版 シネマ狂想曲~名古屋映画館革命~』
【上映スケジュール】
東京 「UPLINK」 2017年11月4日(土)~11月17日(金)
大阪 「シネ・ヌーヴォX」 2017年11月18日(土)~12月1日(金)
神戸 「元町映画館」 2017年11月18日(土)~12月1日(金)のうち数回上映
※そのほか京都・横浜でも上映を予定
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