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骨髄ドナーとドナーの雇用者に高槻市独自の助成を開始

PR TIMES / 2024年3月29日 18時45分

ドナー登録者や骨髄移植件数の増加を図る

高槻市は、健康医療先進都市の取り組みの一環として、ドナーが骨髄等を提供しやすい環境を整え、ドナー登録や骨髄移植を推進するため、令和6年4月1日以降に骨髄等を提供したドナーとそのドナーを雇用する事業所に対する助成制度を新たに開始します。

公益財団法人日本骨髄バンクでは、白血病などの治療として骨髄等の移植が必要な患者と、それを提供するドナーをつなぐ骨髄・末梢血幹細胞提供あっせん事業を実施しています。しかし、骨髄等の移植には、患者とドナーの白血球の型が適合しなければならず、その確率は兄弟姉妹で4分の1、非血縁者の場合は数百から数万分の1と言われています。さらに、白血球の型が適合したとしても、ドナー候補者の健康状態や骨髄提供に対する家族の同意、通常7日程度の通入院が必要となる骨髄提供への職場の理解などの条件が整わなければ成立せず、実際に移植を受けられる人は、移植を待つ患者のうち半数程度となっており、ドナー登録と周囲の理解、通入院をサポートするための社会的な制度の拡充が必要となっています。
このような状況を踏まえ、「健康医療先進都市」として「健康」「医療」に関する施策の充実に取り組んでいる高槻市は、骨髄提供等をしやすい環境を整えるため、ドナーに対し、提供に要した日数1日あたり2万円(上限14万円)、ドナーを雇用する事業所に対し、提供のためにドナーが取得した有給休暇(ドナー休暇等)の日数1日あたり1万円(上限7万円)を助成する制度を創設。令和6年4月1日以降に実施した骨髄等の提供を対象に助成を行います。

【制度概要】
1 ドナー
助成額:通入院等に要した日数に2万円を乗じた金額(上限7日・14万円)
主な要件:
骨髄等の提供時に高槻市民である
公益財団法人日本骨髄バンクを介して、令和6年4月1日以降に骨髄等の提供が完了している

2 事業所
助成額:通入院等に要した日数のうち、ドナーが取得した有給のドナー休暇等の日数に1万円を乗じた金額
(上限7日・7万円)
主な要件:
上記1のドナーを継続して雇用する高槻市内の事業所であって、ドナー自身が個人事業主でない
上記1のドナーの入通院等のために有給のドナー休暇等を付与している

(関連ホームページ)
骨髄ドナーのための支援をはじめました(高槻市ホームページ)
https://www.city.takatsuki.osaka.jp/soshiki/38/010740.html

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