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海洋性紅色光合成細菌を用いた「空気の資源化」を目指すSymbiobe株式会社に出資

PR TIMES / 2024年9月13日 13時40分



三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 小島 拓朗)は、当社が運営するファンド(三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合)より、海洋性紅色光合成細菌を用いた「空気の資源化」を目指すSymbiobe株式会社(以下、「Symbiobe」)に対し、2024年8月21日に出資したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/76057/327/resize/d76057-327-8b1b178c0fb08553b66f-0.jpg ]

Symbiobeについて


Symbiobeは、空気を資源化するバイオテクノロジーを活用し地球全体の社会課題に挑戦するために、京都大学大学院工学研究科の沼田圭司教授の技術シーズをコアとして2021年に設立されたスタートアップ企業です。
現在、温室効果ガス固定化のための商用プラントの構築・稼働に向けて、株式会社島津製作所、三井住友建設株式会社、並びに京都府、舞鶴市等の外部パートナー協力のもと光合細菌培養デモプラントの稼働が開始しています。デモプラントを用いた研究では「海洋性紅色光合成細菌の培養条件最適化」「デモプラント稼働後の運転・モニタリング」などにおいて研究成果を得ており、量産化・商用化に向けて準備を進めている状況です。
また、海洋性紅色光合成細菌の培養量拡大に伴い、生分解性のバイオポリマーの量産及び農業用窒素肥料、水産養殖用飼料等の開発を拡大させるための技術開発も同時進行で進めている状況です。現在までに光合成細菌を用いて生産したタンパク質繊維、農業用窒素肥料、水産養殖用飼料の各種試作品を開発し、発表しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/76057/327/resize/d76057-327-2392ef127523537e80dd-1.jpg ]


出資背景


バイオものづくりは脱炭素に貢献するポテンシャルが大きい分野として位置づけられていますが、Symbiobeは海洋性紅色光合成細菌を使って、輸入に依存せず空気や海水から資源を生み出そうとしています。
窒素肥料等の試作にも成功しているほか、光合成細菌の大量培養技術の構築に取り組んでおり、次世代のものづくりを通じて持続可能な社会の実現に寄与しうると期待し、この度出資をさせていただきました。
弊社もMUFGとしての強みを活かし、Symbiobeの事業進展に貢献して参りたいと考えています。


【Symbiobe 概要】
会社名:Symbiobe株式会社
所在地:京都府京都市西京区御陵大原1−39 京大桂ベンチャープラザ南館
代表者:代表取締役社長 伊藤 宏次
設 立:2021年1月8日
事業内容 :海洋性紅色光合成細菌の大量培養による二酸化炭素及び窒素の固定化、バイオマテリアルの生産
U R L :https://www.symbiobe.jp/


【三菱UFJキャピタル株式会社について】
[画像3: https://prtimes.jp/i/76057/327/resize/d76057-327-4d83c364433f415a2c58-2.jpg ]

三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約920社と、業界トップクラスの実績を有しています。

◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 小島 拓朗
設 立:1974年8月1日
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
U R L :https://www.mucap.co.jp/

◆三菱UFJキャピタル9号投資事業有限責任組合について
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設 立:2023年3月28日
ファンド総額:300億円

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