デジタル・セキュリティの新しい世界標準規格に貢献

PR TIMES / 2012年11月5日 9時59分

~ 安全な電子商取引に向けた次世代標準アルゴリズムを作成する国際コンテストで、
STの暗号作成者3名を含む4名で構成された強力なチームが優勝 ~

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーであるSTマイクロ
エレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、セキュア・マイクロコントローラ
事業部およびアドバンスド・システム・テクノロジー・グループに所属する暗号
作成のエキスパート3名が、デジタル・セキュリティの新しい世界標準規格
であるセキュア・ハッシュ・アルゴリズム(SHA-3)を開発する国際コンテスト
で優勝したことを祝福しました。

アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が2007年に開始したこの国際コンテストは、
世界各国で数多くのセキュアなアプリケーションに使用されているセキュア・
ハッシュ・アルゴリズム(SHA-2)の後継を選ぶことを目的としています。最初、
64チームがコンテストに参加しました。2010年、NISTは、最終選考に進む
5チームを決定し、そして2012年10月上旬に、優勝チームのアルゴリズムが
新しいSHA-3規格として発行されたことを発表しました。暗号分野のエキスパー
トは国際コンテスト全体を通して、候補のアルゴリズムを分析・評価を行いまし
た。

デジタル署名やメッセージ認証コードなどのデータ改竄を防止するセキュア・
ハッシュ・アルゴリズムは幅広く使用されており、ネット・ショッピングや有料
TVアクセスからバンキング、コンピュータ・セキュリティ、セキュア・データ・
ストレージ、政府機関の通信に至るまで、日々の活動に不可欠なものとなって
います。

優勝したアルゴリズムは、開発メンバーによりKeccakというコード名が付けられ
ていました。この強力なチームは、STのエキスパートでAES(秘密鍵暗号方式の
業界標準)の共同発明者であるJoan Daemen、Guido Bertoni、Gilles Van
Asscheに加え、ベルギー人の暗号作成者でSTの元従業員であるMichael Peeters
の4名で構成されていました。Keccakは、強化されたセキュリティに加え、メモリ・
フットプリントが小さく、様々なコンピューティング・デバイス上で的確に駆動
します。ハードウェアに実装されたKeccakは、SHA-2や決勝に進出した
その他のアルゴリズムより高いパフォーマンスを示しました。また、比較的
コンパクトなソフトウェア・フットプリントが、スマート・デバイスや
「Internet of Things」に最適で、システムおよびプロトコル設計における
新たな機会が広がります。Keccakは、現在のセキュア・ハッシュ・アルゴリズム
に対する攻撃が継続される可能性を考慮し、この種の攻撃には高い耐性を持っています。

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