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アイリスグループ 2020年度決算速報

PR TIMES / 2021年1月7日 18時45分

アイリスグループの2020年度決算(12月)は、売上高6,900億円、経常利益9.0%、アイリスオーヤマ株式会社は、売上高2,185億円、経常利益12.4%の見込みです。



■2020年度決算予想(速報値)
[画像: https://prtimes.jp/i/19955/363/resize/d19955-363-291862-0.png ]

■決算概要
 アイリスオーヤマを含む29社のグループ総売上高は、過去最高の6,900億円(前年比138%)、経常利益9.0%で増収増益となる見込みです。

 昨年、世界的な新型コロナウイルスの感染症拡大や長期化に伴い、中国の大連工場と蘇州工場の2拠点に加えて、宮城県角田工場へマスク生産設備を導入し、日本国内で2億3千万枚/月を供給できる体制を構築しています。加えて、医療機関で不足している「医療用N95マスク」と、現在も品薄状態が続いている「除菌ウェットティッシュ」の生産設備も同工場内に導入し、今秋から稼働する予定です。また、アメリカ、フランス、韓国の各工場においてもマスク生産設備を導入し、グローバルで約5億枚/月の供給体制を構築しています。

 国内では、新型コロナウイルス感染対策の需要によるマスクやサーキュレーター、巣ごもり需要による液晶テレビや電気圧力鍋などの生活・調理家電、テレワーク需要によるデスクやチェア、ディスプレイモニターなどの商品売上が好調に推移しました。また、BtoB事業では、AIサーマルカメラ、デスクスクリーンなどの感染対策商品の発売、新規参入した「IoTソリューション事業」ではAIカメラ、AI除菌清掃ロボットの発売により、事業基盤を強化しました。加えて、6年連続7回目の省エネ大賞を受賞した当社独自の無線照明制御「LiCONEX(ライコネックス)システム」により様々な情報機器と連携でき、これまで可視化できなかった多様なデータを収集、蓄積することで、売り場分析や労働環境の最適化、省人化等にも貢献しています。

 海外では、ネット通販を中心に順調な売上と利益を達成しています。2020年11月にはアメリカ「ペンシルベニア工場」が本格稼働し、中国「天津工場」も2021年6月に竣工予定で、海外でのネット通販に対応した物流・供給体制をより強化していきます。
 今年は、富士小山工場での飲料水事業が本格稼働し、角田工場のパックごはんの増設、つくば工場第2倉庫の増設など積極的な投資を行うことで、2022年グループ売上高1兆円に向けた供給体制を構築します。
 
 2021年度は、グループ売上高8,500億円(前年123%)、アイリスオーヤマ単体売上高2,800億円(前年128%)の達成を目指します。

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