ホットリンク、Xと共同で「転職」に関するXでのクチコミや検索行動を調査
PR TIMES / 2024年12月19日 13時15分
~X上の転職関連投稿200万件、根強い需要を反映~
SNSマーケティング支援サービスを提供する株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、証券コード:3680、代表取締役:内山幸樹、以下ホットリンク)は、X Corp.Japan株式会社と共同で「転職」に関するXでのクチコミや検索行動に関する調査を行いました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2235/370/2235-370-d21dea4b05b02995a3cf24070827d8bd-1600x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Xでのクチコミ・検索行動調査「転職」~X上の転職関連投稿200万件、根強い需要を反映~
【調査結果サマリー】
・「転職」を含むUGCは年間約200万件投稿されている。
・1年の節目である12月31日と4月1日に投稿量が増える。
・ゴールデンウィークやお盆期間、土日・休日には投稿量が減る。
・転職を含む検索キーワードにおいて、「転職」「転職活動」単体のキーワードは、毎月高い割合を占めている。
・転職を含む検索キーワードにおいて、「転職関連のサービス名」「職種・業界名」「年代・年齢、自身の状況を表すキーワード」も毎月一定の割合で検索されている。
※本調査では、リポストや返信なども含めた全ての投稿を「言及数」、リポストや返信を除いたオーガニック投稿を「UGC数」と表します。
※UGCとは、「User Generated Content」の略称で、「一般ユーザーによって作られたコンテンツ」のこと。企業によって作られたコンテンツではなく、ユーザーによって生成されたコンテンツを指します。個人によるテキストや写真の投稿、ブログなど。
1. 調査概要
目的:転職に関するインサイト発掘
手法:(a)Xの投稿データ分析 (b)Xの検索行動データ分析
2. 調査内容
(a)Xの投稿データ分析
(a-0)Xでの「転職」に関する年間のUGC数
2023年11月1日~2024年10月31日の「転職」を含むUGC数を調査したところ、約200万件(※)であることが分かりました。この数は、新メニューの発売時にXの「トレンド」に入ることの多い某飲食店の年間のUGC数と同等であることから、Xにおいて「転職」に関する情報に需要があることが分かりました。
※クチコミ分析ツール「クチコミ@係長」を使い、Xデータ(10%サンプリングデータを利用。記載の数値は10倍表記)を分析
(a-1)Xでの「転職」に関するUGCの数の推移
2023年11月1日~2024年10月31日の「転職」を含むUGC数を調査したところ、12月31日と4月1日に投稿が増加する傾向があると分かりました。反対に、ゴールデンウィークやお盆休みなどの期間には、減少する傾向が見られました。
【2023年11月1日~2024年10月31日の「転職」を含むUGC数の推移】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2235/370/2235-370-fbab15b04264ab8ed0fbb5ee5087673a-3900x1367.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2023年11月1日~2024年10月31日の「転職」を含むUGC数の推移
【2024年4月1日~2024年8月31日の「転職」を含むUGC数の推移】
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2235/370/2235-370-988e1206d2786cad11f57846b3b6851b-3900x1568.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2024年4月1日~2024年8月31日の「転職」を含むUGC数の推移
対象メディア:Xデータ(10%サンプリングデータを利用。記載の数値は10倍表記)
抽出キーワード:転職
対象期間:2023/11/01-2024/10/31
※インセンティブ目的の発信や、自動投稿を活用した発信と思われるものは可能な限り排除しています。
(a-2)Xでの「転職」に関するUGCの数の曜日別の平均値
2023年11月1日~2024年10月31日の「転職」を含むUGC数の曜日別の平均値を調査したところ、休日に投稿が減少することが分かりました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2235/370/2235-370-2d6506120be1503143e2ff678bffea2d-3114x1873.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
曜日ごとの「転職」を含む1日あたりのUGC数
対象メディア:Xデータ(10%サンプリングデータを利用。記載の数値は10倍表記)
抽出キーワード:転職
対象期間:2023/11/01-2024/10/31
※インセンティブ目的の発信や、自動投稿を活用した発信と思われるものは可能な限り排除しています。
(b)Xの検索行動データ分析
(b-1)Xでの「転職」を含む検索キーワードの傾向を調査
2024年8月から10月の「転職」を含む検索キーワードを抽出し、各月の上位100個のキーワードを9つのカテゴリに分類しました。そして、月ごとに各カテゴリの比率を調査しました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2235/370/2235-370-a5de8699844d78c829e716e54cb85af8-3900x3431.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2024年8~10月の『転職』を含むXでの検索キーワード
調査の結果から、以下の傾向が見られました。
・「転職」「転職活動」単体のキーワードは、毎月高い割合を占めている。
・「サービス名」や「職種・業界名」は毎月一定の割合を占めている。
・8月と10月でやや減少が見られるものの、「年代・年齢、自身の状況」も毎月一定の割合を維持している。
・9月には「理由・動機」が、検索割合の上位となった。
(b-2)Xでの「転職」を含む検索行動の調査
(b-1)の調査を行う過程で、以下のような傾向も見られました。
・8月と9月における、「その他」を除く検索ボリュームを比較すると、9月は8月の約1.4倍の検索ボリュームとなった。
なかでも、「理由・動機」の検索回数は約10倍に増えていた。
・同様に9月と10月を比較すると、9月は10月の約1.4の検索ボリュームとなった。
なかでも、「理由・動機」の検索回数は約7.9倍に増えていた。
・「職種・業界名」では、エンジニア・看護師・公務員など、具体的な職業名でも検索されている。
3. 示唆
(a)Xの投稿データ分析より分かること
・「転職」に関する投稿量は多く、Xで需要のある話題の一つである。
・1年の中で「転職」に関する投稿量がもっとも多いのは12月31日。1年の振り返りや、来年の目標を発信する際に「転職」をキーワードに出す人が多いためと推察される。
・12月31日と同じく、1年の節目である4月1日も「転職」に関する投稿量が多い。新年度の始まりに転職へ意識が向き、発信する人が増えるためと考えられる。
・年単位、週単位のいずれも、休暇には投稿量が減少する。平日の勤務日に「転職」へ意識が向けられる傾向がある。
(b)Xの検索行動データ分析より分かること
・「サービス名」に関する検索が毎月一定の割合を占めていることから、具体的に転職サービスを検討しているユーザーが多いと考えられる。
・「職種・業界名」に関する検索が毎月一定の割合を占めており、エンジニア・看護師・公務員などの職業名でも検索されていることから、転職先の具体的な情報を収集しているユーザーが多いと考えられる。
・「年代・年齢、自身の状況」に関する検索が毎月一定の割合を占めていることから、自分自身の状況(例えば30代、40歳、ワーママ、未経験など)と同じ人のリアルな声を求めていることがうかがえる。
・9月には「理由・動機」が高い割合を占めており、転職を考える理由や動機に関する検索が一時的に増えたと考えられる。これは、年度途中でのキャリアの見直しや、下半期の開始に伴う人事異動や業務体制の変化が影響している可能性がある。
・組み合わせ検索されるキーワードは具体的なものが多く、転職に対する明確な意思をもって検索をしているユーザーが多いと推察される。
4. 本調査を踏まえた活用例
本調査で得られた示唆は、人材系サービスを提供する企業はもちろん、SNSを使った採用活動に注力する企業でも活かすことができます。
調査結果から、Xにおいて「転職」に関する情報は需要があることが分かりました。一方で、転職は「コンプレックス商材」に分類されるため、有益な情報が発信されていてもリポストをしたり、リプライを送りづらいと感じるユーザーも多いです。そのため、UGC発生をねらったキャンペーンの実施よりも、自社のサービス特性や求める人物像に合う層へしっかりと情報を届けることを重視し、Xを活用していきましょう。活用例を2例ご紹介します。
【活用例1】X広告の活用
前述した通り、「転職」はオープンな場では発信したり、反応しづらい言葉です。「転職したいな」といった愚痴のような投稿は多く見られますが、具体的な体験談や利用しているサービスに関するユーザー投稿は少なく、情報が不足していると考えられます。
調査の結果から、X上で「転職」に関する需要があることが明らかになったため、まずは自社の情報をユーザー届けるだけでも効果があると考えられます。X広告ではさまざまなターゲティングが活用できるため、普段から転職に関して情報収集している層に対して情報を届けることが可能です。
【活用例2】自分ゴト化しやすいコンテンツで情報を伝達
具体的な職業名や年代に合わせた検索キーワードが多いことから、「自分に合う転職の情報」が知りたいと考える人が多いと言えます。ターゲットとする層に合わせて、マンガやショート動画などの共感しやすいコンテンツを作り発信することで、より企業やサービスの情報が伝わりやすくなると考えられます。
例えば、「ターゲット:30代の看護師」「情報のテーマ:プライベートとの両立」「情報発信:転職体験談のマンガ+広告」のような切り口で、共感を抱いてもらいながら、企業やサービスの認知をしてもらう方法などが考えられます。
5. 本調査の狙い
ホットリンクは、知識循環型社会のインフラを担い、人と情報を結びつけて“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現に努めています。弊社の強みは、ビッグデータの分析と活用。その一つの手法として、ソーシャルネットワークサービス(SNS)上の情報をリアルタイムに収集・蓄積・解析し、生活者の本音の声を把握することです。生活者の本音を循環させることで情報社会をより円滑にすることができると考えています。
今後も、様々な分野でSNS上のクチコミ量を調査し、有益な情報を発信してまいります。
※調査結果を引用・転載される際は、必ず「X・ホットリンク調べ」と出典を明記いただくようお願いします。
※調査の内容の一部または全部を改変して引用・転載することはお控えください。
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株式会社ホットリンクについて(証券コード:3680 東証グロース)
「ソーシャルメディアマーケティングにスタンダードを創る」をビジョンに、SNSマーケティング支援サービスを提供しています。最先端のAI(人工知能)技術を搭載したソーシャル・ビッグデータ解析ツールと、独自の売上アップにつながるSNS活用メソッドにより、クライアントの販売促進・認知拡大に繋がるソーシャルメディアマーケティングを支援します。
設立日:2000年6月26日
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹
本社所在地:東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスビズ
事業内容: SNSマーケティング支援
URL:https://www.hottolink.co.jp/
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