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ENECHANGE、環境省「デコ活」事業において、EVの充電に再エネを同時同量で供給する社会実験を開始

PR TIMES / 2024年9月12日 15時15分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17121/402/17121-402-3e94cf51818315d03ee380bb7a0db0bd-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役CEO:丸岡 智也)は、株式会社電力シェアリング(以下、電力シェアリング)と株式会社サイバー創研(以下、サイバー創研)と共同で、環境省が推進する脱炭素社会実現を目指す新しい国民運動「デコ活」の一環として、電気自動車(EV)の昼時間帯での充電を促す社会実証実験(以下、本実証実験)を実施することをお知らせします。2度目となる今回の実証実験では、日中時間帯に多く発生する再生可能エネルギー(再エネ)の余剰電力をEVの「昼充電」に利用し、さらに、同時間帯に発電された再エネを同時同量でEVの充電に用いるアワリーマッチングの考え方を適用した実証実験を行います。
ENECHANGEは、再エネ供給のオペレーション業務を一元的に管理することで事業者の業務負荷を低減する、電力会社向けの環境価値管理SaaSサービス「eValue Platform」をはじめとした取り組みで、24/7カーボンフリー電力の活用を推進していきます。
昼間の再エネ余剰電力をEVに活用する、EVの「昼充電」
2050年カーボンニュートラル実現には、再エネの普及やデマンドレスポンスによる需要の柔軟な電力調整が重要です。再エネはCO2を発生しないクリーンなエネルギー源として注目されていますが、発電量が天候や季節に左右されるため、需要に合わせた供給が難しいという課題があります。
再エネの導入が進んだことにより、晴天時に太陽光発電が増え、発電量が消費量を上回ると予想される場合、送配電会社が管内の再エネ事業者に発電を抑制するように求める再エネの「出力抑制」も行われています。今後、再エネを有効活用する策としては、電力多消費機器の使用時間を昼間にシフトすることや、電力会社への売電、蓄電、EVに活用するといった方法が期待されています。
EVの「昼充電」は、EVの充電タイミングを現在標準的な夜間の充電から、再エネ比率が比較的高い昼間の時間内での充電を促す取り組みのことで、EV化による環境貢献を最大限享受する充電スタイルになります。電力系統の脱炭素化、さらには需給がひっ迫している時間帯から充電時間を昼間にシフトすることにより電力系統の混雑緩和に寄与し、電力供給の安定性向上に貢献します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17121/402/17121-402-78d970c305acb0b6212c3e815fbe7982-1068x578.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2024年「EVゼロカーボンドライブ実証キャンペーン」
本実証実験では、日中時間帯に発生した再エネ余剰電力を昼間にシフトされたEV充電に利用し、同時間帯に発電された再エネを同時同量で用いるアワリーマッチングの考え方を適用した社会実験を行います(※1)。当社が運営する「エネチェンジEVサポーターズ」(※2)に登録している100名を対象に、実証期間内の当社指定時間帯でのEV充電を促し、実験から得られた充電データの記録を当社で収集・分析(※3)することで、CO2削減に向けた今後の効果的な取り組み手法について模索します。
本実証実験は、EVを活用した脱炭素社会を推進するサービス開発のみならず、新たな電力料金の開発提案や行動変容DR等のサービスの開発も含め、EVとEV充電インフラの更なる普及とグリーン・トランスフォーメーション(GX)の実現に向けて意義がある事業であると考えています。

※1 EV充電と太陽光発電は同じ敷地内では実施されませんが、サイバー創研が管理している東京電力、中部電力、関西電力管内にある家庭の生産消費者のスマートメーターのデータを利用することで、同系統内で発電された太陽光発電の電力をEV充電に利用します。
※2 ENECHANGEが運営する、安心して利用できるEV充電インフラ環境づくりの推進を目的とした、ユーザー参加型プログラムです。詳細はこちら(https://ev-charge-enechange.jp/for_drivers/ev-supporters/
※3 充電スポットでの充電記録を当社で分析させていただきます。データ利用時は、個人を特定できる情報を匿名化して分析します。「EVゼロカーボンドライブ実証キャンペーン」は、環境省が提唱するゼロカーボンドライブの実現を目指した実証実験の一環として実施します。

実施概要
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17121/402/17121-402-3daa8c979ac4f4a5dd7c703aba177be5-3840x1370.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[表: https://prtimes.jp/data/corp/17121/table/402_1_f225ff1e7eeeaf0b8f3c0a30b4973336.jpg ]
2023年「EVゼロカーボンドライブ実証キャンペーン」実証実験について

■2023年「EVゼロカーボンドライブ実証キャンペーン」
2023年に実施した「EVゼロカーボンドライブ実証キャンペーン」(※4)は、ENECHANGEと電力シェアリング、サイバー創研が共同で、環境省が提唱するゼロカーボンドライブの実現を目指した実証実験の一環として実施しました。当社が運営する「EV充電エネチェンジ」の充電器を利用するアプリユーザー約700名を対象に、2023年11月1日(水)から2023年11月22日(水)までの3週間で実施しました。対象者は、当社から送信されるメールを受信し、指定時間帯に「EV充電エネチェンジ」アプリを利用して充電を行い、実験から得られた充電データを収集・分析を行うことでCO2削減量の算定を行いました。

※4 2023年9月28日(水)「ENECHANGE、電力シェアリングとサイバー創研と共同して、環境省が提唱するゼロカーボンドライブの実現を目指した大規模な社会実験を実施」(https://enechange.co.jp/news/press/evzerocarbondrive/

■概要
◯キャンペーン名:EVゼロカーボンドライブ実証キャンペーン
◯募集方法:キャンペーン特設サイトから応募
◯実証期間:2023年11月1日(水)~2023年11月22日(水)(3週間)
◯参加人数:717ユーザー

2023年度の結果はこちらをご覧ください。

■関連する報道発表
2024年6月7日(金)環境省報道発表「環境省ナッジ事業の結果について ~電力消費昼シフト実証(上げ・下げDRによるピークカット・ピークシフト及びCO2削減)~」(https://www.env.go.jp/press/press_03240.html

ENECHANGE株式会社
ENECHANGE(エネチェンジ )は、「エネルギーの未来をつくる」をミッションに掲げ、脱炭素社会をデジタル技術で推進する脱炭素テック企業です。2015年創業、2020年東証マザーズに上場(現 東証グロース市場上場、証券コード4169)し、「エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)」分野でのSaaS事業を中心に急成長を実現しています。当社のルーツは、自由化先進国のイギリス・ケンブリッジでの電力データ研究所にあり、エネルギーデータの解析技術とグローバルなネットワークが特徴です。
名称  :ENECHANGE株式会社 
所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋3−1−1 WeWork東京スクエアガーデン内14階
URL  :https://enechange.co.jp

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