千葉雅也さんの『センスの哲学』が、東京大学生協と京都大学生協の書籍ランキングで1位を獲得!
PR TIMES / 2024年5月22日 15時45分
「東大生・京大生に、いま一番読まれている本」に!
株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区紀尾井町 社長:飯窪成幸)から、4月5日に発売された千葉雅也さんの『センスの哲学』が、東京大学生協の書籍部ランキング(人文部門・2024年4月・駒場と本郷のいずれも)と、京都大学生協ショップルネ書籍コーナーのランキング(人文部門・2024年4月)で1位を獲得しました。
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■著者・千葉雅也さんからのメッセージ
僕は、かつての、ハタチ前後の自分が読みたかった、でも当時そういうものがなかった本を書いているという気持ちがあります。『勉強の哲学』などもそうだし、全部の本がそうかもしれません。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43732/445/43732-445-fe6ce5836eb72e043d836b56094a70e4-1652x2477.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
著者近影
■『センスの哲学』の概要
服選びや食事の店選び、インテリアのレイアウトや仕事の筋まで、さまざまなジャンルについて言われる「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。何か自分の体質について言われているようで、どうにもできない部分に関わっているようで、気になって仕方がない。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か? 果たしてセンスの良さは変えられるのか? 音楽、絵画、小説、映画……芸術的諸ジャンルを横断しながら考える「センスの哲学」にして、芸術入門の書。
フォーマリスト的に形を捉え、そのリズムを楽しむために。
哲学・思想と小説・美術の両輪で活躍する著者による『勉強の哲学』『現代思想入門』に次ぐ、哲学三部作の最終作。
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さて、実は、この本は「センスが良くなる本」です。
と言うと、そんなバカな、「お前にセンスがわかるのか」と非難が飛んでくるんじゃないかと思うんですが……ひとまず、そう言ってみましょう。
「センスが良くなる」というのは、まあ、ハッタリだと思ってください。この本によって、皆さんが期待されている意味で「センスが良くなる」かどうかは、わかりません。ただ、ものを見るときの「ある感覚」が伝わってほしいと希望しています。
(本書「はじめに」より)
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■著者プロフィール
千葉雅也(ちば・まさや)
1978年栃木県生まれ。東京大学教養学部卒業。パリ第10大学および高等師範学校を経て、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(第4回紀伊國屋じんぶん大賞、第5回表象文化論学会賞)、『勉強の哲学――来たるべきバカのために』、『アメリカ紀行』、『デッドライン』(第41回野間文芸新人賞)、「マジックミラー」(第45回川端康成文学賞、『オーバーヒート』所収)、『現代思想入門』(新書大賞2023)など著書多数。
■関連記事
『センスを良くするにはどうすればいいのか? 千葉雅也が語る「センスの哲学」』
https://books.bunshun.jp/articles/-/8899
出典 : 文春オンライン
■書誌情報
書 名:『センスの哲学』
発 売:2024年4月5日
定 価:1,760円(税込)
ISBN: 978-4-16-391827-3
書誌URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163918273
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