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新たな舞台でさらなる高みへ!松戸市出身の箱根駅伝ランナー・佐藤一世さん

PR TIMES / 2024年4月1日 17時15分

「駅伝の襷をつないで走り切る達成感は何にも代えがたく、自分にとって駅伝は生きがい”となっています」と話すのは、松戸市出身(松戸市立小金中学校卒、八千代松陰高等学校卒)で青山学院大学陸上競技部4年生の佐藤一世さん。今年1月に行われた第100回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)では、4区を走り見事区間賞を獲得。青山学院大学の大会新記録での2年ぶり7度目となる総合優勝に貢献しました。松戸市立小金中学校に在学していた当初はサッカー部に所属していたという佐藤選手。練習で走っている姿を見た当時の陸上部顧問の蓑和先生に勧誘されたことがきっかけで駅伝を始めました。「最初はサッカー部と兼部しながら駅伝を続けていましたが、東葛駅伝(東葛飾地方中学校駅伝競走大会)で優勝したことを機に、駅伝に専念することを決めました」と人生の大きな分岐点となった中学時代を振り返ります。



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    箱根駅伝4区で区間賞を獲得した佐藤さん

諦めない走りでチームを勝利へ導く
進学した八千代松陰高等学校では、1年生から千葉県高校駅伝大会に出場。2区を走り区間賞を獲得しましたが、チームは優勝を逃し全国大会に進むことはできませんでした。その悔しさをバネに、チーム一丸となって練習に取り組んだ翌年の大会では、2位に7秒差をつけて優勝を果たし、全国大会出場を成し遂げました。佐藤選手は「頑張ってきた努力が報われて本当にうれしかった」と当時の喜びを笑顔で話してくれました。
※この記事の内容は2024年3月27日現在のものです。

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「走った距離は裏切らない」諦めず挑んだ箱根駅伝
高校時代の活躍を経て、複数の大学から声をかけられた佐藤選手は、「雰囲気の良さと大学駅伝の頂点を目指せるチームという理由で選びました」と青山学院大学に進学。1年生から活躍を続け、最上級生の4年生として迎えた今年度は自身最後の箱根駅伝に照準を合わせようと調整を行っていました。
しかし大会直前、虫垂炎とインフルエンザに罹患するトラブルに見舞われてしまいます。本番に間に合わないかもしれないという焦燥感に襲われましたが、同大学の原晋(はら すすむ)監督がよく口にしていた「走った距離は裏切らない」という言葉を支えに、箱根を諦めることはありませんでした。このアクシデントを乗り越え、区間賞の快走で最後の箱根路を走り抜けた佐藤選手は「チームメイトや家族、監督からの励ましの言葉に支えられました。優勝という形で恩返しができて良かったです」と周囲への感謝の言葉で振り返っていました。
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中学時代の恩師である蓑和先生が「一世は、どんなに調子が悪くても襷がかかると100%以上の走りで絶対に周囲の期待を裏切らない、駅伝の申し子のような選手」と評する佐藤選手は大学卒業後、SGホールディングス株式会社に就職し、実業団選手として競技を続けます。新たな舞台に身を移し、さらなる高みを目指して挑戦していく佐藤選手の活躍に、これからも目が離せません。

地元・松戸で佐藤選手と大吉選手の講演会が開催されました
2024年3月27日(水曜) ※松戸運動公園会議室にて
今年の箱根駅伝で活躍した松戸市出身の佐藤選手と帝京大学駅伝競走部4年生の大吉優亮(おおよし ゆうすけ)選手(松戸市立新松戸南中学校卒、船橋市立船橋高等学校卒)の講演会が開催されました。この講演会は、佐藤選手と大吉選手が中学校時代に駅伝の指導を受けていた蓑和廣太朗(みのわ こうたろう)先生(現・松戸市立松戸高等学校陸上競技部顧問)が2人に声をかけ、現役の選手たちに技術面や精神面で様々なことを学んでもらい、モチベーションを上げてほしいという思いから実現。2人の貴重な話を聞こうと、松戸市内外の中学生から高校生までの現役陸上部の選手たちが大勢集まり、会場は満席となりました。
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講演会では、蓑和先生が司会を務め、駅伝を始めたきっかけや目標達成のために取り組んできたこと、学生時代の思い出のレース、休みの日の過ごし方、調子が悪い時やタイムが伸びない時の対処法、今後の目標についてなど質問が多岐にわたり、あっという間に1時間以上が経過しました。2人がそれぞれ具体的な練習メニューやこれまで努力してきたことを話すと、受講生たちは目を輝かせて聞き、真剣にメモを取ったり、直接質問をしたりと、現役選手にとっては夢のような充実した時間となりました。
偉大な先輩からの金言を胸に、未来のスターたちの熱い戦いは、すでに始まっています。
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佐藤一世選手の話
「駅伝の魅力は、団体種目ならではの、皆でカバーし合える所。皆で一緒にゴールの喜びを味わえて、感情を共有できる所です。

(駅伝への取り組み方で工夫した点は)中学では”千葉県駅伝大会出場”、高校では”全国高校駅伝出場”といった1つ大きな目標を立て、そのためにやるべきことを逆算して取り組みました。高校3年の時、全国高校駅伝に出場するため、体調が上がらなかった時、無理して走ることなくインターハイ出場を諦めてまで駅伝1本にかけたこともあります。『走った距離は裏切らない』と信じて、周りの人よりも1kmでも多く走る努力をする一方で、体のケアにも力を入れ、トレーニングとケアをルーティン化することで、大きなけがもなく、今まで練習を継続できているのだと思います。また、休みの日は友達と食事に出かけることが多く、陸上のことを極力考えないようにして、オンとオフのスイッチを切り替えて身体も気持ちも休めていました。

(今後の目標について)今まで色んな方たちの支えがあって”駅伝”を続けてこれたので、今後はSGホールディングスでも努力し続け、いい走りをすることで、家族やこれまでお世話になった方たちに恩返ししたいです。」
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大吉優亮選手の話
「駅伝の魅力は、チームとして戦える所。チームの皆に助けてもらえて、目標に向かって一緒に頑張れる所です。

(駅伝への取り組み方で工夫した点は)体調の波を作らないことです。体調に合わせて体への負荷などを考慮し、その日にできる練習メニューを考えながら取り組んでいました。また、体のケアと食事に気を遣いつつ、ウェイトトレーニングにも力を入れました。休みの日も、なるべく夜更かしはしない、部屋にいる時はなるべく部屋の中を明るくして過ごすなど、極力生活リズムを変えないよう、努力していました。

(今後の目標について)今後はこれまでのようにハードにトレーニングをして走ることはせず、これまで通り陸上を好きなままでいて、これからは”楽しんで走りたい”と思っています。」
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    講演会後、佐藤選手と大吉選手を囲む松戸市立松戸高等学校陸上競技部の皆さん(左端:蓑和先生)

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