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日本語OPIが切り拓く新たな日本の社会 - ACTFL-OPIワークショップ日本開催30周年・アルク創立50周年記念シンポジウム「日本語OPIが切り拓く新たな日本の社会」、4月7日開催

PR TIMES / 2019年3月19日 11時40分

4月からの改正入管法施行を見据え、多文化社会における日本語教育のあるべき姿を提案する

株式会社アルク(東京都千代田区 代表取締役社長:田中 伸明、以下アルク)より、シンポジウム「日本語OPIが切り拓く新たな日本の社会」の開催についてご案内申し上げます。



[画像: https://prtimes.jp/i/888/1150/resize/d888-1150-297280-0.jpg ]

近年、在留外国人数は年々増加しています。また、この4月からは改正出入国管理法の施行によって、在留資格「特定技能」が新たに創出され、日本政府は日本で働く外国人を5年間で最大34万人を受け入れようとしています。
外国人が日本で生き生きと働き、生活し、また日本人と一緒に健全な社会を作っていく上で、日本語教育の体制整備は極めて大切なポイントです。中でも彼らの日本語を話す力(口頭運用能力)を正確に測り、的確に伸ばしていくことは、彼らの日本での生活や活動を有意義なものとする鍵となるでしょう。

2019年は、日本国内で、ACTFL-OPI試験官養成ワークショップが開催されて30年になります。
ACTFL は、The American Council on the Teaching of Foreign Languages(全米外国語教育協会)の略称で、外国語教育に携わる専門家約1万人が会員になっている国際学会です。また、OPIは、ACTFLによって開発されたあらゆる外国語の口頭運用能力を測れる会話能力テストで、"Oral Proficiency Interview(オーラル・プロフィシェンシー・インタビュー)"の頭文字を取っています。
OPIは試験官と受験者が対面して行われますが、この日本語の試験官を養成するワークショップが、日本で初めて行われたのが今から30年前でした。アルクは当初からこのワークショップの実施担当機関となり、このワークショップを通して、日本語の口頭運用能力を測る専門家であるOPI試験官を、これまでに1000名以上輩出してきました。

この度、日本語OPIの先駆者である牧野成一氏(プリンストン大学名誉教授)と鎌田修氏(南山大学元教授)をお招きし、OPIワークショップ日本開催30周年とアルク創立50周年を記念して、大規模なシンポジウムを開催することとなりました。

講演、パネルディスカッションを通して、これから多くの外国人を受け入れることで大きな変化を迎える日本社会の課題を解決するために、あるべき日本語教育の姿を考えます。

【開催日程】2019年4月7日(日)13:30~17:00 ※終了後、懇親会あり
【会 場】TKP市ヶ谷カンファレンスセンター
(東京都新宿区市谷八幡町8番地 JR・地下鉄市ヶ谷駅より徒歩2分)
【定 員】シンポジウム200名 懇親会100名
【参加費】シンポジウム1,000円 懇親会3,000円

【プログラム】
13:30~13:40 開会の挨拶
13:40~14:10 講演:「OPIのインパクト――プロフィシェンシーを志向したことばの教育とは」
鎌田 修(南山大学 元教授)
米国マサチューセッツ大学大学院博士課程修了。博士(外国語教育学)。アムハーストカレッジ、アイオワ大学、京都外国語大学を経て、南山大学教授(2018年定年退職)。第二言語習得研究会会長、日本語プロフィシェンシー研究学会会長。1987年よりACTFL OPI試験官、1991年より試験官トレーナーを務める。主な著書に『プロフィシェンシーを育てる」(共著・凡人社)など
■講師から一言
「今、ここで、あなたは、何が、どのように、そして、どれくらい語れますか? OPIのこの問いは国語教育と日本語教育の壁も越え、生の日本語の使用場面に基づいた一期一会の人間関係の構築を可能にするでしょう」

14:10~14:30 OPI活用事業の事例紹介
14:45~16:05 パネルディスカッション
司会:奥野由紀子(首都大学東京 准教授)
「外国人材受け入れの現状と課題」 山下渉 楽陽食品株式会社管理部 部長
「OPIテストの発問からわかるコミュニケーション能力」 伊東祐郎 東京外国語大学 教授
「多文化共生社会におけるOPIテスターの役割」 嶋田和子 アクラス日本語教育研究所 代表理事
16:05~16:35 講演:「ポストOPIワークショップで考えること」
牧野成一(プリンストン大学 名誉教授)
1935年東京生まれ。早稲田大学で英文学(学士号/修士号)を、東京大学で言語学(修士号)、米国イリノイ大学で言語学(博士号)を取得。1991年にプリンストン大学東洋学科教授に就任。2003~05年全米日本語教育学会長、07年日本語教育学会賞を受賞。2014年瑞宝中綬章受章。主な著書に『ことばと空間』(東海大学出版会、1978年)など。
■講師から一言
「今考えるべき点は外国人労働者の問題です。外国人労働者が職場で必要とする日本語をどう教育し、どうやって日本語のレベルを測るか。実践的な日本語教育が必要であり、OPIがわかる教師が重要な社会的貢献ができる時が来ました」

16:35~16:50 質疑応答
16:50~17:00 閉会の挨拶

▼詳細・お申し込みはこちらから▼
○OPIワークショップ日本開催30周年・アルク創立50周年記念シンポジウム
https://www.alc.co.jp/seminar/1410108/index.html

○OPIシンポジウム懇親会
https://www.alc.co.jp/seminar/1410107/index.html

<本件に関する報道関係者向けお問合せ先>
アルク 広報担当 河合(かわい)
e-mail:ko-ho@alc.co.jp
TEL: 03-3556-2711
https://www.alc.co.jp/company/

[アルクとは]
アルクは、1969年4月の創業以来、企業理念として「地球人ネットワークを創る」を掲げ、実践的な語学力を身につける教材の開発をすすめてきた語学教育総合カンパニーです。創刊から45年を超える『ENGLISH JOURNAL』など学習情報誌をはじめ、受講者数延べ120万人の通信講座「ヒアリングマラソン」シリーズ、書籍、研修、eラーニング教材、各種デジタルコンテンツの提供など、語学分野における学習者向けの様々な支援を行っております。 https://www.alc.co.jp/

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