新東宝キネマノスタルジアより、『さすらいの旅路』『雪夫人絵図』『三百六十五夜(総集編）』がDVDにて発売！

『さすらいの旅路』『雪夫人絵図』『三百六十五夜(総集編）』DVDを2025年4月2日に発売致します。



さすらいの旅路
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1951年初公開

喝采と花束につゝまれた華やかなステージ！　華麗なる名声の裏に秘められた哀恋ロマンス！

中川監督作品の中でも「高原の駅よさようなら」と共に人気の高い歌謡ロマンス映画を初DVD化！
華麗な芸能界の虚栄と欲の世界で、本当の幸せを求める清らかな恋と熱い友情とに生きる人々を描く。
「青い山脈」で共演した若山セツ子と龍崎一郎がすれ違う二人を情感込めて演じ、新東宝では叩き上げ軍人のイメージが強い田崎潤が流しのアコーディオン弾きを爽やかに演じている。

音楽は服部正が担当し、暁テル子に加え、淡谷のり子、榎本美佐江、渡辺はま子、小畑実などの歌手も特別出演。石川県加賀温泉郷の山中温泉で大規模ロケを敢行し、2021年に閉館した河鹿荘の内部でも撮影が行われた。

【キャスト】
龍崎一郎/若山セツ子/田崎潤/暁テル子/柳永二郎/清川玉枝/宇都美清/清水将夫/花岡菊子/澄川惠子/
明美京子/津路清子/三條利喜江/小倉繁/尾上桃華/岡竜三/築地博/石川冷/若月輝夫/原利一/竹中弘直/
遠藤マキ子/西條茂代子/伊勢由季子/加藤欣子
特別出演：淡谷のり子/榎本美佐江/渡辺はま子

【スタッフ】
監督：中川信夫/製作：岸松雄　河崎新太郎/原作：大林清/脚色：岸松雄　井手雅人/撮影：鈴木博
美術：加藤雅俊/音楽：服部正/助監督：石井輝男

主題歌
『さすらいの旅路』　作詞：佐伯孝夫／作曲：吉田正／唄：宇都美清　久慈あさみ
『湯の國むすめ』　作詞：佐伯孝夫／作曲：吉田正／唄：榎本美佐江
挿入歌
『白樺の小径』淡谷のり子　
『ミネソタのタマゴ賣り』暁テル子　
『銀座流し唄 高原の夜』宇都美清　
『マンボ・チャイナ』渡辺はま子

【ストーリー】
歌手志望の亮一はアコーディオン弾きの相棒・俊雄と今夜も銀座を流していた。同じアパートに住むバーの女給・美津子とは恋人同士で、夜に日劇前で待ち合わせてはアパートに帰るという慎ましい逢瀬を重ねていた。ある夜に美津子は、勤める店を訪れたレコード会社部長の山崎に亮一を売り込み、幸運にも準専属で採用されることに。しかしデビューの機会は中々訪れず、亮一は悶々とする日々を過ごすことに。そんなある日、作曲家の松永をパトロンにする歌手・御園ゆかりと吹込んだレコードがヒットして、亮一とゆかりのコンビは流行歌手になった。そして歌謡界の寵児となった亮一は、次第にアパートへ戻らなくなっていく。ある夜、美津子の店へゆかりと取り巻きを引き連れた亮一が現れる。ゆかりは亮一への媚態を美津子に見せつけ、さらに亮一は、その夜アパートへ戻らなかった。俊雄は亮一と美津子のために心からの忠告をするが、曲解した亮一は捨て台詞を残して演奏旅行に発つ。やがて関西公演の成功を報道する記事と共に、亮一とゆかりの醜聞が流れ始める。
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雪夫人絵図
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1950年初公開

書は身ずくろう貴婦人の憂愁　夜は愛憎に身悶える白蛇の肌

溝口健二作品の中でも異彩を放つ傑作をHDリマスター化！
舟橋聖一の同名小説を名匠・溝口健二が濃密なエロティシズムが漂う耽美な作品として映画化した。
脚本は溝口の片腕とも言われる依田義賢と舟橋望一の末弟の舟橋和郎の共同で、撮影を「宗方姉妹」の小原讓治が担当し、早坂文雄の洗練した音楽が全編に漂う。傍若無人な夫に苦しめられながらも求め続けてしまう葛藤と苦悩を木暮実千代が官能的に演じ、上原謙を始め、久我美子、浜田百合子、山村聰、柳永二郎が物語に重厚さを加えている。
溝口の代名詞とも言える長回しや移動撮影が随所で見られ、後に確立する溝口演出を試していた痕跡を感じることもできる作品。シーンの多くを熱海の起雲閣で撮影している。撮影当時は旅館として営業していて、舟橋聖一はこの場所で本原作を執筆したという。開業直後の箱根芦の湖「山のホテル」でも撮影が行われている（現建屋は1978年に建て替えされたもの）

【キャスト】
上原謙/木暮実千代/浜田百合子/久我美子/柳永二郎/山村聰/夏川静江/浦辺粂子/加藤春哉/田中春男

【スタッフ】
監督：溝口健二/製作：滝村和男/原作：舟橋聖一/脚本：依田義賢　舟橋和郎/撮影：小原讓治
美術：水谷浩/音楽：早坂文雄/助監督：小森白

【ストーリー】
憧れの雪夫人に女中として仕えるべく、旧華族信濃家の別荘へやってきた浜子。折悪く雪の父が急逝し、菊中方哉という男を同道して東京の本邸へ向かうことに。方哉の父は信濃家出入りの琴の師匠で、雪とは幼馴染同然に育っていた。雪は方哉を愛していたが、夫・直之と離婚する決心がつかず、別れ話を持ち出す度に直之の暴虐な肉欲の嵐に流されてしまう。方哉も幼い頃より雪を愛していたが、奪い取るだけの強さを持てないでいた。そして直之は雪を熱海の別荘へ泊め置き、愛人・綾子と本邸で放蕩
無頼に暮すのだった。そんな不思議な愛欲図を戸惑いと苛立ちの目で見る浜子と書生の誠太郎。葬儀の夜。信濃家には、熱海の別荘以外に満足な財産が無いことが判明。不満を表す直之を他所に、方哉の強い勧めもあった別荘を旅館にすることを決意する雪。苦労しながらも旅館経営が軌道に乗り出したある日、直之が綾子と取り巻きを連れて現れ、旅館を綾子に任せると言い出す。
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三百六十五夜(総集編)
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1948年初公開

愛を誓った銀座の夜　泣き濡れし道頓堀　哀しみ募る三百六十五夜

空前の大ヒットを記録した昭和の名優、上原謙、高峰秀子共演作品をHDリマスター化！
小島政二郎の大人気同名恋愛小説を連載終了と同時に映画化。運命の男女とそのふたりに届かない気持ちをぶつける男女を描き、本作の大ヒットともに古賀メロディーの主題歌が大流行した。その後も映画・テレビドラマなどでリメークされている。市川崑には２本目の監督作品で、興行的な大ヒットから実質的な出世作ともなった。ハリウッド映画を思わせるような演出の中に、カット割りやコマ落とし、場面転換などの所謂「市川崑」の片鱗が見て取れる。
本商品は「三百六十五夜」の再公開に際し、『東京編(78分)』と『大阪編(74分)』が「総集編」として編集された現存する唯一のマスターをDVD化している。

【キャスト】
上原謙/山根寿子/高峰秀子/大日方伝/堀雄二/田中春男/鳥羽陽之助/清川荘司/河村黎吉/三村秀子/
吉川満子/一の宮あつ子/葉村みき子/二葉あき子/江見渉/三原純/児玉一郎/山川朔太郎/久保春二

【スタッフ】
監督：市川崑/製作：児井英生/原作：小島政二郎/脚色：館岡謙之助/撮影：三村明/美術：進藤誠吾
音楽：服部正/助監督：内川清一郎

主題歌
『三百六十五夜』　作詞：西條八十／作曲：古賀政男／唄：霧島昇　松原操
『恋の曼珠沙華』　作詞：西條八十／作曲：古賀政男／唄：二葉あき子

【ストーリー】
建設会社・川北組の跡継ぎ小六は、小牧商事の令嬢・蘭子との政略結婚を迫られていた。東京へ逃げた小六は、身を隠すためにある邸宅に間借りし、その家の娘・照子と運命的な出会いをする。小六を愛した照子は、破産寸前にある川北組を救うために邸宅を抵当にして津川に融資を頼んでしまう。その津川が、小六を蘭子の恋敵として妬んでいることなど知る由もなかった。さらには照子が受け取った小切手が照子の父・東吉に盗まれてしまうのだった。暗躍する津川と小六を慕う蘭子の計略の渦に、小六と照子の人生は翻弄されていく。
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[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31422/1986/31422-1986-d5ff6e287eed0a80055080e542ac4dad-3900x2818.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


商品情報
【発売日】(3作品共通)：2025年4月2日(水)
【価格】
『さすらいの旅路』：￥4,180(税込)
『雪夫人絵図』『三百六十五夜(総集編)』：￥3,080(税込)

※商品の仕様は変更になる場合がございます。
(C)国際放映
発売元：国際放映株式会社／株式会社ファイヤークラッカー
販売元：株式会社ファイヤークラッカー
販売協力：株式会社ハピネット・メディアマーケティング

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