1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

〈続報〉 ピナ・バウシュ 「春の祭典」 いよいよ上演迫る。ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団メンバーや、作曲家 三宅純らのエールコメント、公演の新たな動画、写真を公開

PR TIMES / 2024年8月23日 16時15分

ドキュメンタリー映画 「DANCING PINA」上映会ほか、関連イベントも開催



この度、2024年9月11日(水)~15日(日)に、東京国際フォーラム ホールCにて開催します
PARCO presents ピナ・バウシュ「春の祭典」 / 「PHILIPS 836 887 DSY」、ジェルメーヌ・アコニー「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」 来日公演の、新たな動画、写真と、ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団メンバーらのコメントを公開いたしました。

また、来日を記念した関連イベントとして、今回上演する「春の祭典」を含む2つのピナ・バウシュ作品の創作を追ったドキュメンタリー映画「DANCING PINA」(2022年製作)上映会、ピナ・バウシュ・ファンデーション設立者・理事 サロモン・バウシュのトーク・イベントが、ゲーテ・インスティトゥート東京の主催により開催されます。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/3639/3013/3639-3013-24719ca9e3cc57ee69faf90ee3d4bbcc-1000x667.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本初上演となるピナ・バウシュ 「PHILIPS 836 887 DSY」  出演: エヴァ・パジェ(中央) (C)Christian Clarke


現代ダンス界の巨星 ピナ・バウシュの最高傑作のひとつ「春の祭典」(音楽: イーゴリ・ストラヴィンスキー)。今回は、アフリカ13か国より選ばれたダンサー35名が踊ります。この来日公演に寄せて、ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団メンバーとして、ピナ・バウシュと多くの作品創作をともにしたダンサー市田京美、瀬山亜津咲、数多くのピナ・バウシュ作品への楽曲提供で知られる作曲家三宅純らのエールコメントが到着しました。

また、セネガルで行われた「春の祭典」リハーサルの模様を撮影したメイキング映像や、「PHILIPS 836 887 DSY」(日本初上演)の舞台写真も新たに公開しました。

「PHILIPS 836 887 DSY」は、ピナ・バウシュが最初期に創作し、生前自らが踊ったソロ作品で、世界的にも稀少な上演となります。今回の来日公演では、ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団のゲスト・ダンサーとしても知られるエヴァ・パジェが踊ります。(同作の映像等は、ピナ・バウシュ・ファンデーションのサイト https://www.pinabausch.org/work/phil で公開中。)
「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」(日本初上演)は、 「コンテンポラリー・アフリカン・ダンスの母」とも称されるジェルメーヌ・アコニー振付、主演のソロ作品で、伝統儀式とコンテンポラリー・ダンスを融合し、自身の祖先たちへの敬意を表した同作は、2023年、ベナンで初演され、アフリカ以外での上演は今回の来日公演が初となります。
■来日公演に寄せてのエールコメント (※50音順)
1977年、私は初めてピナ・バウシュの作品に出会う。
ヴッパタール・オペラハウスで”春の祭典”と題された3部作(Wind vom West, Der zweite Fruhing, Das Frulingsopfer)からなる公演。
3作品目の”春の祭典”で魂を揺すぶられ、あまりの衝撃に涙が止まらず暫く観客席から立ち上がることができなかった。
そして先ず思ったのは、日本のダンサー達にも観てもらいたい!
4年後の1981年、ゲストダンサーとして”春の祭典”を踊る機会を得それを機にピナより勧誘され舞踊団に入団。
さらにその4年後1986年、初の日本公演で”春の祭典”の上演。
それから38年という歳月を経て今回のアフリカンダンサーによる”春の祭典”
作品に秘められたピナのスピリットは間違いなく観客を魅了することでしょう!

市田 京美 (ダンサー、元ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団)

ピナ・バウシュ「春の祭典」は、ストラヴィンスキーの作曲とピナの振付構造が融合し、強力な化学反応を生み出します。この作品は、儀式、犠牲、豊穣、生、死、人間の感情のスペクトルを深く探求します。私にとって、「春の祭典」は特別な作品です。曲を聴くと鳥肌が立ち、予測できない舞台に逃げられない恐怖やエキサイティングな感情が湧き上がります。ピナが私に植え付けてくれた、嘘のない飾らない芸術性と諦めないダンスへの探究心の原点です。ダンサーと観客に計り知れない感動と体験を与えるこの公演を、多くの方々にご覧いただければ幸いです。

瀬山 亜津咲 (ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団)

「踏め、踏め、大地を!踏んで春を呼び起こせ!」春を迎える大地へ感謝の生贄として選び出された若い女性が、その命を断たれる暴力的で不条理な終末の一打に向かっていくピナの《春の祭典》(1975)は、モダンダンスのひとつの頂点だ。土に覆われた舞台でくりひろげられる恐れと慄きのドラマ。剥き出しの情動は、身体の深部から動き出すとりわけ上肢のダイナミックなムーブメントとなって、つぎの10年で確立されるピナ独自のタンツテアターでも、かたちを変え遍在することになる。

副島 博彦 (立教大学名誉教授・舞踊批評家)

台詞や映像など“何でもあり”のダンスシアターという手法で、人間の心理と真理を鋭く、しかし優しく突き、世界に愛されたピナ。しかし、『春の祭典』は珍しく、純粋なダンス作品です。ストラヴィンスキの激烈な音の奔流、それを受け止め、撥ね返すダンス。隠された怖ろしいドラマ。一方、アフリカ出身ダンサーたちは現在、ヨーロッパ中で注目されています。かれらがそれをどう演じるか。楽しみでなりません。

貫 成人 (専修大学教授・舞踊批評家)

ストラヴィンスキーの強靭なスコア、それに呼応・対峙する、ピナのダイナミックな群舞。生贄の儀式という題材とも相まって、観るたびに戦慄が走る。かつてフェリーニが評したように、それは優しく痛みにも満ちた慰めである。全くの余談だけれど、2016年、舞踊団の音楽監督マティアス・ブルカートさんから、「ニームのフェスティバルで「春の祭典」を生オーケストラと演るから来ない?」と誘われて狂喜、先行してパリで行われたオーケストラ単体のリハーサルを覗かせてもらったことがある。しかし、公演当日はフランスの国技(ストライキ)に阻まれ、現地に到達できず・・・どちらも今となっては懐かしい思い出。

三宅 純 (作曲家)


■ピナ・バウシュ 「春の祭典」 リハーサル メイキング映像
セネガルのエコール・デ・サーブルで、ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団メンバーの指導のもと行われたリハーサルを追った映像
映像はこちらから
■ピナ・バウシュ 「PHILIPS 836 887 DSY」 舞台写真
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/3639/3013/3639-3013-9d7f3b96b7f3c5ccf06b1de33ccf107d-1000x667.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ピナ・バウシュ 「PHILIPS 836 887 DSY」 出演: エヴァ・パジェ(中央) (C)Christian Clarke
「PHILIPS 836 887 DSY」は、ピナ・バウシュが最初期に創作し、生前自らが踊ったソロ作品で、世界的にも稀少な上演となります。今回の来日公演では、ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団のゲスト・ダンサーとしても知られるエヴァ・パジェが踊ります。
(同作の映像等は、ピナ・バウシュ・ファンデーションのサイト https://www.pinabausch.org/work/phil で公開中。)



■公演概要
PARCO presents
ピナ・バウシュ 「春の祭典」 / 「PHILIPS 836 887 DSY」
ジェルメーヌ・アコニー 「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」
来日公演
日程:2024年9月11日(水)-15日(日)
会場:東京国際フォーラム ホールC
上演演目:「春の祭典」振付: ピナ・バウシュ
「PHILIPS 836 887 DSY」振付: ピナ・バウシュ 出演: エヴァ・パジェ
「オマージュ・トゥ・ジ・アンセスターズ」振付・出演: ジェルメーヌ・アコニー

WEBサイト:https://stage.parco.jp/program/pinabausch2024
ハッシュタグ: #ピナ・バウシュ春の祭典 #PinaBauschTheRiteofSpring

The Rite of Spring, PHILIPS 836 887 DSY, Homage to the Ancestors is a Pina Bausch Foundation, Ecole des Sables & Sadler’s Wells production.

主催・企画制作・招聘: パルコ 共催: サンライズプロモーション東京 
後援: ゲーテ・インスティトゥート東京、ブリティッシュ・カウンシル、TOKYO FM、interfm 
助成: 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
宣伝: る・ひまわり、スタジオアーキタンツ 宣伝美術: 岡本健デザイン事務所

■チケット情報
[入場料金(全席指定・税込)]
S席最前列シート:土日17,500円/平日17,000円 〈完売SOLD OUT〉
S席:土日17,500円/平日17,000円
A席:土日14,500円/平日14,000円
U-35チケット=9,000円[観劇時35歳以下対象]U-18チケット=3,000円[観劇時18歳以下対象]
※U-35・U-18チケット:要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換/チケットぴあにて先着販売(当日券取扱なし)、指定席との連席購入不可
チケット発売中

※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。
※公演が中止となる場合を除き、お客様のご事情によるチケットの払い戻しはいたしません。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※車椅子でご来場予定のお客様は、あらかじめS席のチケットをご購入の上、ご来場日時と座席番号、電話番号をサンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)までお早めにご連絡くださいませ(受付はご観劇日前日まで)。ご観劇当日、係員が車椅子スペースまでご案内いたします。また、車椅子スペースには限りがございますため、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。予めご了承くださいませ。なお、車椅子スペースの空き状況につきましては、サンライズプロモーション東京にてご案内しておりますので、チケットご購入前にお問合せくださいませ。

◆チケットに関するお問合せ=サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00)
◆公演に関するお問合せ=パルコステージ 03-3477-5858 https://stage.parco.jp/

[チケット取扱い] ※各プレイガイドでのチケット取扱いはWebのみとなります。
イープラス https://eplus.jp/pinabausch2024/
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/pinabausch2024/
ローソンチケット https://l-tike.com/pinabausch2024/ 
※「パルステ!」では一般発売はございません。

【関連イベント】
■映画上映 『DANCING PINA』
今回の来日公演で上演される「春の祭典」を含む2つのピナ・バウシュ作品の創作を追ったドキュメンタリー映画(2022年製作)を上映
監督:フロリアン・ハインツェン・ツィオブ  ドイツ、2022年、111分  フランス語・英語・ドイツ語/日本語字幕付

日時:2024年9月7日(土)14時/17時
会場:ゲーテ・インスティトゥート東京、ホール
   (〒107-0052 東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館内)
料金:1000円
チケット購入:ピーティックス https://dancing-pina-screening.peatix.com/
<イベント詳細> https://www.goethe.de/ins/jp/ja/ver.cfm?event_id=25892772

■トークイベント
ピナ・バウシュ・ファンデーション 創設者・理事のサロモン・バウシュによる来日トークイベント
司会:宮下寛司

日時:2024年9月9日(月) 19時
会場:ゲーテ・インスティトゥート東京、ホール
(〒107-0052 東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館内)
参加無料
イベントへのお申込み https://www.goethe.de/ins/jp/ja/ver/-.html
<イベント詳細>  https://www.goethe.de/ins/jp/ja/ver.cfm?event_id=25895145

主催: ゲーテ・インスティトゥート東京
共催: パルコ


■プロフィール

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/3639/3013/3639-3013-f83f9c2c05130c3c8ff66ff0357ea6f6-454x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Ulli Weiss (C) Pina Bausch Foundation
ピナ・バウシュ | Pina Bausch1940年、独ゾーリンゲン生まれ、ヴッパタールにて2009年没。エッセンのフォルクヴァンク芸術学校でクルト・ヨースに舞踊を学び、卓越した技術を身につけた。その後、ヴッパタール劇場機構ディレクターのアルノ・ヴュステンヘーファーの求めに応じ、ヴッパタール・バレエ団の芸術監督に就任。1973年秋からは、同団の名称を「タンツテアター・ヴッパタール」と改めた。当初は賛否両論がありながらも、この名称のもと、次第に国際的な知名度を獲得。その詩的な要素と、日常的な要素の組み合わせは、舞踊界の国際的発展に決定的な影響を与えた。数多くの受賞歴を誇り、現代における最も重要な舞踊家の一人である。




[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/3639/3013/3639-3013-3cd2478c289bbc522c2b4188520061de-434x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(C)Jean Lebreton
ジェルメーヌ・アコニー| Germaine Acognyセネガル系フランス人ダンサー、コレオグラファー、教師で、「コンテンポラリー・アフリカン・ダンスの母」として知られる。パリのエコール・シモン・シーゲルで学び、1968年に自身最初のダンス・スタジオをダカールに設立。ヨルバの聖職者でもあった祖母から受け継いだ舞踊の影響と、アフリカ伝統舞踊、西洋舞踊の知識を融合させ、独自のモダン・アフリカン・ダンスを生みだした。
1977年から1982年にかけては、ムードラ・アフリカ(ダカール)の芸術監督を務め、1985年にトゥールーズに移り、夫のヘルムート・ヴォクトとともに「Studio Ecole Ballet Theatre du 3e Monde」を設立。1995年にセネガルに戻り、アフリカの伝統・現代舞踊の国際的な教育センター、「エコール・デ・サーブル」を設立。
1998年、自身のダンスカンパニー「Jant-Bi」を設立。代表作にアーバン・ブッシュ・ウィメンとの共作「Les ecailles de la memoire - Scales of memory」(2008)。ルワンダの大量虐殺を題材にした「Fagaala」は、2007年ベッシー賞を受賞。他にも主要作品に「Sahel」(1987)、「YE'OU」(1988)(1991年ロンドン・コンテンポラリーダンス・アンド・パフォーマンス・アワード受賞)、「Tchouraï」(2001)、「Bintou Were - a Sahel Opera」(2007)、[Songook Yaakaar」(2010)、「Mon elue noire - Sacre no.2」(2014)(「春の祭典」原曲に基づくオリヴィエ・デュボアによる振付、2018年ベッシー賞受賞)、[A un endroit du debut」(2015)がある。
アフリカン・ダンス、アフリカン・カルチャーの使者として、世界各地の教育機関やダンス・センターとのコラボレーションや、マスタークラスの講師も務める。



企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください