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パナソニック オートモーティブシステムズが企業内大学「PAS University」を設立 皆で学び・教え合うことで「人財育成に最も強い会社」を目指す

PR TIMES / 2024年10月1日 13時15分



パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:永易正吏、以下、パナソニック オートモーティブシステムズ)は、社員の能力・スキル向上や自律的なキャリア形成支援を目的とした企業内大学「Panasonic Automotive Systems University(以下、PAS University)」を2024年10月1日に設立しました。

近年、自動車産業においては、SDV化(※1)が加速し、自動運転をはじめとする技術進化を続けています。今後、クルマにおいては、複雑なアルゴリズムやAIを活用し大規模車載コンピューターによる制御が不可欠となります。パナソニック オートモーティブシステムズは、これらの先進技術が凝縮された車の中枢部であるコックピットシステムの領域でも、大きな世界シェアを占め、市場をリードしていますが、世界最先端の開発領域でトップシェアを保ち続けるためには、人財への投資が不可欠です。

こうした背景の下、パナソニック オートモーティブシステムズは、新たに採用する技術人財に、体系的かつ実践的なソフトウェア技術の学びの場を提供するとともに、各技術領域における既存の技術者の育成強化やスキルアップデートの機会を提供する企業内大学「PAS University」を開校いたしました。パナソニックグループとして培ってきた人材育成のノウハウやカリキュラムは継続して活用するとともに、受講生となる社員が自らの意思で参加し、専門分野については講師となる機会などを通じて、双方向のコミュニケーションを深めることで、組織と個人の成長につなげることを目指します。

具体的には、技術開発の専門知識はもちろん、品質、モノづくりといった車載事業に不可欠な知見やノウハウ、リーダーシップやマネジメント、パナソニックグループの経営理念、パナソニック オートモーティブシステムズのミッション・ビジョン・バリューの浸透による組織文化醸成など、社員の成長に必要なさまざまなテーマをカリキュラムとして、順次、扱います。講師には、外部の有識者をお招きし、専門機関との連携も構想しています。また、豊富な経験と高い知見を有する社員や役員をはじめとする経営層が講師となり、座学だけではなく、OJTや現場での育成機会の提供を通じて、実践的な学びと成長を促します。

パナソニック オートモーティブシステムズは、「人財育成に最も強い会社」の実現を通じて、社員が安心して挑戦できる環境づくりをこれからも進めます。会社の成長には、社員一人ひとりの成長が不可欠です。個人と組織がともに成長することで、モビリティ社会のさらなる発展に貢献します。

<企業内大学「PAS University」の概要>
◆設立コンセプト:皆で学び・教え合うことで「人財育成に最も強い会社」を目指す
1. 経営理念の浸透/企業価値を体現する人材の育成
2. 事業戦略の実現と競争優位性確立に向けた人材の育成強化
3. 皆で学び・教え合うコミュニティづくり

◆カリキュラムの狙いと具体的な講座の例(一部):
【カテゴリー】企業理念、バリュー
【概要】パナソニックの経営理念およびパナソニック オートモーティブシステムズのミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を学ぶ
【目的】創業の理念に立ち返るとともに、現在の会社の目指す姿をとらえ直したMVVの浸透を図ることでエンゲージメントを高め、一体感を高める
【具体例(一部)】経営層とのラウンドテーブル
節目の経営理念研修に加え、トップの考えを共有、各個人の考えを言語化し、経営理念やMVVを自ら表現することで浸透を図る

【カテゴリー】共通スキル
【概要】幹部開発、リーダーシップ開発、ビジネススキルの獲得
【目的】企業のバリューを体現するリーダー人材に必須となるヒューマンスキル、コンセプチャルスキルを選抜的・階層的に教育する
【具体例(一部)】変革をリードする責任者育成
他社の成功/失敗事例とパナソニック オートモーティブシステムズの共通点を考え、パラダイムの点検を通じて、慣性、惰性からの脱却を促す。変革に向けた提言と行動計画を策定する

【カテゴリー】共通スキル
【概要】DX・IT、語学、リテラシー教育
【目的】全社員を対象とした共通的なスキルアップデート、リテラシー獲得
【具体例(一部)】オンライン・デジタル研修サービス
社外のオンライン研修プラットフォームも活用し、全社員がいつでも学びたいものを学ぶことができる環境を提供する

【カテゴリー】専門スキル
【概要】技術・品質・モノづくりなど領域ごとのスキル獲得
【目的】各部門が実施している研修を集約・体系化し、各部門が保有する専門知識を全社に展開。教育資産を全社で活用
【具体例(一部)】体系化とワンストップサービス
社内に既にある600を越える研修カリキュラムを体系立てて整理し、研修カリキュラムとして全社に一元的に展開。受講しやすい仕組みを提供

【カテゴリー】専門スキル
【概要】SDV化に向けた高度専門スキルの獲得
【目的】パナソニック オートモーティブシステムズでは、SDV化や車両機能統合化を加速するソフトウェア人材の採用を強化している。新規採用を含む技術者へのオンボーディング施策をさらに充実させ、早期戦力化を図る。既にCoE(※2)として活動中のセキュリティに加え、強化領域として「アーキテクチャ」「AI」「UXデザイン」などを設定しエキスパートグループを編成。世界トップレベルのスキルを持つ人材を育成
【具体例(一部)】エキスパート育成
全社横断でエキスパート人材を選定し、レベル別に講師群・育成群を設置。余人に代えがたい人材が持つシステムまたはソフトウェアアーキテクチャ設計に関する暗黙知を形式知化しカリキュラムを構成。合わせて育成を意図した具体的な開発プロジェクトでの実践を重ねる。ともに学び・教え合うことで、一線級技術者の更なるレベルアップを図る

◆対象:パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社 国内単体社員約5,000人(※3)

※1 SDV…Software Defined Vehicle:ソフトウェアによって自動車の機能がアップデートされることを前提に設計・開発された車
※2 CoE(Center of Excellence)…専門性が高くノウハウを有するスペシャリストを集約した組織
※3 中長期的には、海外を含めた約30,000人のグループ社員を対象とする

<パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社について>
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社は、2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制スタートに伴い、車載事業を担う事業会社としてスタートしました。パナソニック オートモーティブシステムズは、世界22の国と地域、従業員数約3万人、売上高約1兆4,919億円(2023年度実績)の事業を展開するグローバル企業です。Tier1として、国内外の自動車メーカーに、インフォテインメントシステムをはじめとするパナソニックならではの先進技術を提供し、快適で安全・安心な車作りに貢献しています。企業ビジョン“世界一の「移ごこちデザイン」カンパニー”を掲げ、人に寄り添う技術で世界のお客様のご期待にお応えします。

企業ホームページはこちら:https://automotive.panasonic.com/

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