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元サンダーのアレックス・アブリネスが抱えていたメンタルヘルスの問題について告白

NBA Rakuten / 2019年9月24日 18時0分



昨季途中までオクラホマシティー・サンダーに所属していたアレックス・アブリネスが、当時メンタルヘルスに問題を抱えていたことや、チームメイトであったラッセル・ウェストブルックの存在が精神的な支えとなっていたことをスペインメディアBasket et Movistar+とのインタビューで明かした


今年2月、オクラホマシティー・サンダーに所属していたガードのアレックス・アブリネスは、個人的な問題を抱えていたため、チームと同意の上で解雇された。アブリネスは7月に、古巣であるユーロリーグのFCバルセロナ・バスケットと再び契約を結んでいる。

アブリネスは、サンダーに所属していた当時、メンタルヘルスに問題を抱えていたことや、それがチームを去る最大の要因となったことをスペインメディアBasket et Movistar+とのインタビューで以下の通り告白した。

「怪我とは違った痛みだった。怪我は目に見えるし、痛みを感じるけど、心の病は目に見えないし、怪我と同様に治療することが出来ない。これは経験しないと分からないよ。結局のところ、お金だけが全てじゃないと気づいた。精神的苦痛を感じたことで、初めてそれに気づいたんだ」

同インタビューで26歳のアブリネスは、当時チームメイトであったラッセル・ウェストブルック(現ヒューストン・ロケッツ)が精神的な支えとなっていたこも以下の通り明かしている。

「彼は本当にいい奴だよ。特に1年目は彼に様々な面で助けてもらった。遠征では常に僕を気にかけてくれて、一緒に映画を見に行ったり、食事をしたりと、多くの時間をともに過ごしたよ。昨季、僕の個人的な問題により遠征に参加できなくなった時も、彼は常に僕を気にかけ、食事に誘ってくれた。彼は僕を選手としてだけでなく、1人の人間として接してくれた。彼は、たとえ僕がチームを去ることを決断しても、僕をサポートし続けると言ってくれたんだ」

NBA選手のメンタルヘルスにおける問題については、近年クリーブランド・キャバリアーズのケビン・ラブやサンアントニオ・スパーズのデマー・デローザンなど、複数選手が告白したことで関心が高まっている。NBAもこの事態を深刻に受け止めており、新シーズンからは各チームに最低1人の精神科医をスタッフに加えることを義務付けている。

スポヲタ:ビタラフ アドル



(C)2019 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.



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