1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

【今週のクラシックゲーム】Vol.4 アイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ)

NBA Rakuten / 2021年8月26日 5時0分

名司令塔アイザイア・トーマスの名勝負2試合を紹介


「NBA Rakuten」では9月中旬までの毎週末、NBAレジェンドの伝説的な一戦「クラシックゲーム」を配信する。今週末フィーチャーするのは、“バッドボーイズの統領”としてマジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)やマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)らと名勝負を繰り広げた、アイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ)だ。

1981年のドラフト全体2位指名でNBA入りしたトーマスは、2年目に平均20得点の大台に乗せ、1983-84シーズンからは4年連続で平均20得点、10アシスト以上をマーク。80年代後半はイースタン・カンファレンスを席巻し、“神様”ジョーダンの前に立ちはだかった。

ピストンズ一筋13年、殿堂入りも果たした名PGの輝かしいキャリアを振り返るにあたり、NBA史に残る“名場面”が生まれた伝説の2試合を紹介する。


右足首捻挫も不屈の闘志 NBAファイナル1988 第6戦 ピストンズ対レイカーズ



1988年のNBAファイナルは、親友であり宿敵のマジック・ジョンソンを擁するレイカーズとのシリーズとなった。2勝2敗で迎えた地元での第5戦を制し、王手をかけて敵地ザ・フォーラムに乗り込んだ。

後半開始直後、ピストンズにアクシデントが襲う。トーマスが速攻を仕掛けた際、マイケル・クーパーの足を踏んでしまい、右足首を捻挫。苦痛で頭を抱え、しばらく立ち上がれない状況だったが、エースはコートに戻って圧巻のスコアリングショーを演じたのだ。

痛みをこらえながら、第3クォーターのラスト15得点中11得点を叩き出すなど、当時の1クォーターにおけるNBA記録となる25得点。ピストンズの名将チャック・デイリーが「彼は自分がどんなスーパースターであるかを証明した。彼がいなければチャンスはなかった」と語ったように、超絶パフォーマンスはNBAファイナルの歴史にしっかりと刻まれたのだった。


ファイナルMVPを決定づける活躍 NBAファイナル1990 第5戦



1989年のNBAファイナルでロサンゼルス・レイカーズを下し、悲願のチャンピオンとなったピストンズは、1989-90シーズンも59勝23敗とイースタン・カンファレンス第1シードでプレイオフへ。インディアナ・ペイサーズ、ニューヨーク・ニックス、シカゴ・ブルズを退け、ポートランド・トレイルブレイザーズとのNBAファイナルに駒を進める。

3勝1敗と王手をかけて迎えた第5戦、ピストンズは得点源であるジョー・デュマースが父親を亡くした影響もあって、8得点(フィールドゴール2/13)と苦戦。控えのヴィニー・ジョンソンとともに、それをカバーしたのがトーマスだった。

トーマスは前半だけで20得点、試合トータルでも両チームトップの29得点をマーク。2連覇を達成し、自身もシリーズ平均27.6得点、5.2リバウンド、7.0アシストで満場一致によるファイナルMVPに輝いた。「バック・トゥ・バック(2連覇)は俺たちがやりたかったこと」。試合後、新たな勲章を手にしたトーマスは、喜びを爆発させた。


配信中のクラシックゲームはこちら



(C)2021 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください