イーストのダークホース、躍進する若手を軸に王者撃破なるか【1月27日(木)午前9時 バックス対キャバリアーズ】
NBA Rakuten / 2022年1月26日 16時0分
直近8戦7勝と好調なキャバリアーズが、昨季王者バックスに挑む
クリーブランドに久しぶりの熱気が戻ってきた。
現在クリーブランド・キャバリアーズ(以下キャブズ)は29勝19敗でイースタン・カンファレンス5位に位置しており、まだシーズン中盤ながら過去3シーズンで最多だった22勝をすでに超える躍進ぶりを見せている。イーストのトップを走っていたシカゴ・ブルズとブルックリン・ネッツがやや失速気味なだけに、この調子を維持できればレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が在籍していた2018年以来のプレイオフ進出はもちろん、トップ4シード獲得も夢ではない。
オールスター初選出が期待される若き司令塔
好調キャブズを牽引しているのは、1月26日に22歳となった司令塔のダリアス・ガーランドだ。得点源のコリン・セクストンが昨年11月、ベテランとしてチームをまとめていたリッキー・ルビオが12月末に怪我で今季絶望となったなか、平均19.7点、8.2アシストを挙げるなど、軒並みキャリアハイを塗り替える勢いでチームを支えている。
スピードと巧みなスキルでディフェンスをかき乱すテクニシャンは、現在自己最長となる5試合連続の2桁アシストを記録中と絶好調だ。「他のチームは僕たちを警戒するようになったね。だけど、まだアンダードッグの気持ちを忘れてはいけない」と本人は気を引き締めるが、この活躍を披露し続けられればクリーブランドで開催されるオールスターゲームに初めて招集される可能性は高い。
ツインタワー効果でリーグ最高峰の堅守
ガーランドの成長に加え、今季のキャブズの強さを象徴するのがディフェンスだろう。ここまでディフェンシブ・レーティングはリーグ3位(105.0)、平均失点は2位(102.3)とリーグ屈指の堅守を誇る。とりわけ目立った働きを見せているのが、23歳のジャレット・アレンと20歳の新人エバン・モーブリーの若手ビッグマンコンビだ。
アレンはチームトップの平均11.0リバウンド、24回のダブルダブルを記録し、モーブリーも平均15.0点、8.2リバウンド、1.7ブロックの好成績で新人王の最有力候補に挙がる大活躍。ビッグマンながら両選手ともにガードにも対応できる機動力が売りで、チームの守備に万能性をもたらしている。この強力なツインタワーとガーランドが同時に出場した試合は23勝9敗と7割を超える勝率を残しており、若手トリオがキャブズ躍進の原動力となっているのは間違いない。
王者撃破で上位争い参戦なるか
直近8戦で7勝と波に乗るキャブズは、日本時間1月27日(現地26日)に昨季王者ミルウォーキー・バックスと対戦する。今季の直接対決は1勝1敗のタイだが、勝利した一戦ではヤニス・アデトクンボ、クリス・ミドルトン、ドリュー・ホリデーといったバックスの主力が不在だった。
勝率5割以上のチーム相手に17勝16敗と健闘しているものの、キャブズとしてはビッグ3が揃う予定の王者を叩くことでさらに自信をつけたい。主力の1人であるラウリ・マルカネンは足首の負傷で欠場。また、病気でダウンしてしまったアレンの出場も微妙だが、シックスマン賞候補に挙がるケビン・ラブ、百戦錬磨のラジョン・ロンド、攻守にバランスの取れたジェディ・オスマンなど実力者は揃っている。今季のダークホースとして期待を集めるキャブズが、勢いそのままに勝利を掴むのか注目だ。
(C)2022 NBA Entertainment/Getty Images. All Rights Reserved.
この記事に関連するニュース
-
マキシー46得点の76ersがニックス下す バックスも望みつなぐ
AFPBB News / 2024年5月1日 16時42分
-
レイカーズがナゲッツに1勝返す レブロンが30得点躍動
AFPBB News / 2024年4月28日 15時37分
-
王者ナゲッツ3連勝、シクサーズとマジックは1勝目
AFPBB News / 2024年4月26日 15時57分
-
5年ぶりプレイオフ進出のマジック、若き大黒柱パオロ・バンケロが自負「飛躍する力はあると感じていた」
NBA Rakuten / 2024年4月20日 8時38分
-
【無料配信】“ダブルエース”vs“プレイオフ・ジミー”、東の第7シードを懸けて激突!【4/18(木)午前8時 ヒート対76ers】
NBA Rakuten / 2024年4月17日 12時0分
ランキング
-
1新体操、日本は5大会連続の五輪出場ならず わずか1・2点差で涙 ラストチャンスに懸けるも切符逃す
スポーツ報知 / 2024年5月2日 20時59分
-
2大谷翔平契約「お~いお茶」広告ロゴが“横向き”の理由 「稀有な例だね」と納得の声
THE ANSWER / 2024年5月2日 18時3分
-
3世界屈指の問題児ボクサーに…薬物違反でも笑うガルシアに非難殺到「相手に重傷を負わせたかも」
THE ANSWER / 2024年5月3日 8時13分
-
4佐藤輝明のバッティングに掛布雅之氏が喝 「気持ちが前に出ない三振を繰り返すなら…」
Sirabee / 2024年5月2日 18時0分
-
5中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン / 2024年5月2日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください