出場停止処分中のカイリー・アービングが11月21日のグリズリーズ戦で復帰か

アービングが欠場の間、チームは4勝3敗を記録

チームから最低5試合以上の出場停止処分を科されているブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが、日本時間11月21日（現地20日）に行なわれるメンフィス・グリズリーズ戦で復帰する可能性があるようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が、関係者から聞いた話としてレポートしている。

アービングは7試合連続で欠場中だ。その間、「対話と教育を続けている」とNBPA（NBA選手会）のエグゼクティブディレクター、タミカ・トレマリオがコメントしている。

「彼は自身の発言や言動が、特にユダヤ人コミュニティにおいてどれだけ影響があったかについて解明しようとしている。カイリーはいかなる形であれ反ユダヤ主義を否定しており、自身を向上させ、理解度を高めることに尽力している。彼は、自身の言動が真実と知識の追求を一致させるために、この取り組みを将来にわたって続けるつもりだ」

関係者によるとトレマリオとNBA選手会は、アービング、ネッツ、NBAと緊密に協力し、出場停止処分が解けるようアービングの救済策を作成する手助けをしたという。また、アービングと面談したジョー・ツァイ・オーナーやアダム・シルバー・コミッショナーは、両者ともアービングが反ユダヤ主義者とは思わないとコメントしている。

なお、ネッツはアービング不在の7戦で4勝3敗を記録。ケビン・デュラントや渡邊雄太の活躍もあり、勝ち越しに成功している。そこに、欠場まで平均26.9点、5.1リバウンド、5.1アシストを記録していたアービングが戻ってくることで、チームの勢いはさらに加速するか。

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