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日本はなぜマイナス金利を解除したのか―中国メディア

Record China / 2024年3月23日 10時0分

日銀によれば、予測可能な将来において、日本では金融緩和の環境が継続し、マイナス金利政策を解除しても預金金利または貸出金利が大幅に上昇することはないという。多くの分析も、「日銀の今回の政策調整が日本の経済状況を著しく変える可能性はあまりない。今もなお、日本経済は緩やかな回復の中にある」との見方を示す。実際のところ、09年以降に、日本の潜在成長率は0.6%と非常に低い水準に落ち込んだ。現在は、個人の賃金上昇幅が物価上昇幅に追いつかないことが、消費の活力不足を招いている。このほか、日銀の国債保有残高は576兆円にも達し、ETFの残高は70兆円に迫り、これほどの規模の資産をどう扱うかが、日銀の直面する大きな難題だ。

全体としては、日本の金利政策の調整により、短期的には政府、企業、個人の債務負担が増え、企業の破産件数が増加するだろう。長期的には、日本の金利政策は国民の預金金利を増やし、過度の円安による資産の外部への流出を抑える上でプラスになると同時に、企業の効率と競争力を高める上でもプラスになるだろう。(提供/人民網日本語版・編集/KS)(提供/人民網日本語版・文/張玉来・南開大学日本研究院副院長・編集/KN)

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