韓国ショートトラック選手同士の度重なる反則に「故意性なし」の判断=韓国ネットは「絶対わざとだ」
Record China / 2024年3月25日 21時0分
25日、韓国メディア・スポーツ韓国によると、大韓氷上競技連盟がショートトラック世界選手権で起きた韓国選手同士の衝突について「故意性はなかった」と判断した。資料写真。
2024年3月25日、韓国メディア・スポーツ韓国によると、大韓氷上競技連盟がショートトラック世界選手権で起きた韓国選手同士の衝突について「故意性はなかった」と判断した。
記事によると、大韓氷上競技連盟は同日、「16、17日に行われたショートトラック世界選手権の男子1500メートル決勝、1000メートル決勝で発生したパク・チウォン(朴智元)とファン・デホン(黄大憲)の衝突に関して調査を行った」とし、「故意性は全くなかった」と発表した。
韓国男子ショートトラックの看板選手であり世界ランキング1位のパクは、最近オランダで開催されたショートトラック世界選手権で1500メートルと1000メートルの決勝に進出し、いずれも共に出場したファンの反則によりメダルを逃した。ファンのパクへの反則は昨年10月のW杯男子1000メートル決勝でもあったため、一部のファンから「故意ではないか」と疑う声が上がっていた。
ファンは帰国時のインタビューで「故意ではない」と否定した。一方でパクはノーコメントを貫いていたという。
大韓氷上競技連盟は今回、競技映像の分析と代表チーム指導者らを対象にした調査を行い、「故意性はない」と判断。「世界最高水準の技量を持つ韓国の選手間の衝突は非常に残念なこと」とした上で、「記録ではなく順位競争がし烈にならざるを得ないショートトラックの特性上、選手間の衝突は偶発的に発生する可能性のある要素。今回の衝突もその延長線上にあると結論付けた」と説明したという。
ファンはパクに直接謝罪する意向を示している。また、大韓氷上競技連盟を通じて「故意との疑いが出たことについて、ショートトラックファンの皆さんはもちろん、同僚の選手らにも申し訳ない気持ちだ。多くの国民を失望させてしまった点についておわびする」と謝罪したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「1人の選手に3回も同じことが起きるなんておかしい。絶対わざとだ」「ありえない調査結果。警察の捜査が必要だ」「大韓氷上競技連盟も解体させなければならない」「まだ謝罪をしていないという事実に驚き」「偶然でも3回続けば故意とみなすべき。次の代表選抜戦にファン選手は出場禁止、パク選手は出場せず代表入りさせるのが妥当だ」「パク選手があまりにかわいそう。もっと努力して、ファン選手が近くに来られないほど差をつけるしかないのか…」など、調査結果に不満を示す声が多数上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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