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全国の多くの茶葉の産地、茶摘み時期を迎える―中国

Record China / 2024年3月25日 18時20分

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気温の緩やかな上昇に伴い、中国各地の多くの茶園では、若緑の茶葉の新芽が次々と芽吹き、茶摘みの季節が始まりました。

気温の緩やかな上昇に伴い、全国各地の多くの茶園では、若緑の茶葉の新芽が次々と芽吹き、茶摘みの季節が始まりました。

その中で、浙江省杭州市では気温が連日上昇し、西湖龍井(ロンジン)茶は今週末から大がかりな摘み取りのピークを迎えます。杭州西湖龍井茶の中心エリアである獅峰茶園では、規模の大きな茶農家は1日平均1000斤(500キロ)近い龍井茶を製茶します。なお、今年はこれまでの冷え込みの影響で、西湖龍井茶の摘み取り時期は例年より約1週間遅れています。

一方、福建省福鼎市の30万ムー(2万ヘクタール)を超える茶園では、高らかに響き渡る「茶摘みだ、豊作だ」という声の中、今年の春の茶摘みが始まりました。現地では、茶摘みの季節を迎えると、茶農家の人々が豊作を祈願して、ある伝統儀式を行います。現地の銘茶である白茶の中の「白毫銀針」は、「一芯一葉」摘みで、茶葉の先端の芯芽と、その下の一枚の葉のみを摘んで製茶します。さらに清明節(西暦4月4~6日)前の茶摘みは地元の農家からは「時間との競争」と言われ、最も貴重なものとされます。

さらに南の、雲南省江城ハニ族イ族自治県の数万ムーの春茶もここ数日で茶摘みの時期を迎えています。近年、現地では自然栽培茶(中国語では生態茶という)の普及に力を入れており、有機認証を取得することで、茶葉の品質向上を図り、茶葉の付加価値を高めています。(提供/CRI)

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