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中国の清明節3連休、花見や茶摘み体験が大人気に

Record China / 2024年4月7日 20時40分

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旅行サイト・携程網が発表した「2024年清明節観光予測洞察」によると、清明節に合わせて3連休となった4-6日、花見を目的としたドライブ旅行などが主流となった。

旅行サイト・携程網が発表した「2024年清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)観光予測洞察」によると、清明節に合わせて3連休となった4-6日、飛行機チケットやホテルといった旅行商品の予約が急増し、花見を目的としたドライブ旅行などが主流となった。花見が楽しめる景勝地の前売りチケットの販売件数は前年同期比で6倍以上増となった。 清明節から二十四節気の6番目「穀雨」までの期間は、春の新茶の摘採時期となる。今年の春、中国では、茶文化をじっくりと楽しめる茶摘み体験を目的とした旅行が大人気となっている。旅行情報サイトの「馬蜂窩」が発表している統計によると、今年の春は、茶畑を散策したり、春の新茶を飲んだりできる場所に旅行へいくことが新たなトレンドとなっており、前年同期比110%増と人気度が高まっている。

貴州省余慶県松煙鎮二竜村の広大な茶畑では今、桜が満開となっている。近年、同村の茶畑は公園に、茶生産エリアは景勝地に、茶の木が植えられた山は増収をもたらす山へと様変わりするなど、茶と観光の融合が村の発展を牽引している。余慶県松煙鎮の民泊施設「玉河茶荘」の責任者・張瑜さんは、「ここ数日、利用客が激増している。茶摘みを体験したり、花見をしたりしに来る観光客が非常に多く、民泊施設は予約でいっぱい」と説明する。


今年の春、伝統文化をテーマとしたイベントが中国全土の大・小都市で数多く開催されている。素晴らしい文化の祭典を通して、観光客は春を満喫すると同時に、優秀な中華伝統文化もじっくりと楽しむことができる。


河南省洛陽市では今、牡丹の花が咲き誇っており、観光客が押し寄せている。第41回牡丹文化フェスティバルが4月1日に開幕し、詩人・白居易が「花開き花落ちる二十日、一城の人皆狂うがごとし」と詠んだように、市内は活気であふれている。天津から来たという女性・陳さんは、「街中では漢服を着ている人をあちらこちらで見かける。みんな洛陽の古城の文化の趣を体感したいと思って来ている」と話していた。 香港特別行政区から来たという男性・林さんは、「洛陽は文化の息吹が色濃く、花もとてもきれい。牡丹や桜、桃のほかにもたくさんの花を見ることができる。一度の旅行でたくさんのものを見ることができ、来た価値があった」と語っていた。 業界関係者は、「今年の春に大人気となっている花見旅行や茶摘み体験などは、中国伝統の要素が詰まっているほか、現代の旅行の特色とも組み合わせられており、現代の人々が健康的な暮らしを追求し、伝統文化を愛していることを反映し、文化観光産業の発展が今後加速するだろう」との見方を示している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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