日本作品が好調! 中国の輸入映画はもはや「ハリウッド一強」ではない―中国メディア
Record China / 2024年4月15日 17時0分
最後に、記事は「日本映画やフランス映画の注目が高まる一方、ハリウッド映画のシェア率と興行収入は明らかな減少傾向にある。昨年、中国で最も高い興行収入を記録したハリウッド映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は9億8000万元(約38億円)、興行収入ランキングの12位にとなり、2019年のランキングトップであった『アベンジャーズ/エンドゲーム』の興行収入42億元(約880億円)に及ばなかった。 年間興行収入ランキングの上位20作品には、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』、そして中米合作の『MEG ザ・モンスターズ』の2.5本のハリウッド映画しか含まれていない。現在、マーベル・シネマティック・ユニバースを含む多くのハリウッドIP映画の集客力は大幅に低下。『マーベルズ』の興行収入は1億1000万元(約23億円)にとどまり、『カンフー・パンダ4』も前作の興行収入に及ばなかった。さらに、『バービー』、『オッペンハイマー』、『デューン 砂の惑星 PART2』といった評判の良い作品でさえ、中国の観客にとっての魅力は低下している。米国の作家や俳優による昨年のストライキの余波は今年も続いており、次のハリウッド映画の一斉公開は夏まで待たなければならないだろう。中国映画に加えて、中国の観客は日本や欧州の映画を通じてさまざまな国の異文化を体験できる。例えば3月15日に公開されたロシア映画『挑戦(ザ・チャレンジ)』は、米国人よりも先に制作した人類初の実写『宇宙映画』であり、その意義は興行収入だけでなく、中国の観客に輸入映画の多様で無限の可能性を体験させることになる」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
GWの映画館は『名探偵コナン』のひとり勝ちだったのか。アニメ映画の観客を「他作品」に呼び込む重要性
オールアバウト / 2024年5月10日 20時15分
-
中国で日本アニメ躍進 「君たちは」に続きSPY×FAMILY、「ハウル」も興収上位に 北京春秋
産経ニュース / 2024年5月10日 7時0分
-
映画『ゴジラ-1.0』観客動員数500万人突破 「日米ハシゴジラ」するファンも
ORICON NEWS / 2024年5月7日 22時54分
-
宮崎駿監督の新作、中国本土で興収160億円超 Bilibiliが本アニメの中国市場爆発に貢献
共同通信PRワイヤー / 2024年5月2日 9時45分
-
日本のアニメ映画2作品、中国公開初日の興行収入でワンツー独占―中国メディア
Record China / 2024年5月1日 16時0分
ランキング
-
1プーチン氏、中露共闘で対ウクライナ「戦勝」狙う 中国は「戦後」の影響力確保か
産経ニュース / 2024年5月16日 21時28分
-
2バイデン・トランプ両氏、指名前に異例の1対1討論…罵声飛び交った20年は「史上最悪」討論とも
読売新聞 / 2024年5月16日 19時21分
-
3バイデン氏、録音公開拒否 機密文書事件の事情聴取
共同通信 / 2024年5月16日 23時52分
-
4ロシア・プーチン大統領が中国訪問 習主席との結束の強さをアピール 一方で市民からはウクライナ侵攻への懸念も
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月16日 17時29分
-
5ロシア、戦術核を含む軍事演習を初めて公表...プーチン大統領がウクライナに核を使う日は来るのか?
ニューズウィーク日本版 / 2024年5月16日 20時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください