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広州市海珠区、基盤モデル応用実証エリアを建設へ―中国

Record China / 2024年4月25日 7時30分

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広州市海珠区に基盤モデル応用実証エリアを建設する計画だ。写真は海珠区。

琶洲基盤モデル応用実証エリア建設発表会が4月上旬、広東省広州市海珠区琶洲で行われた。広州市はその中で、「海珠区による中国初の基盤モデル応用実証エリアの建設、海珠区による琶洲基盤モデルコンプライアンス指導サービスセンターの発足、『海珠区の新たな質の生産力の形成加速の3カ年行動計画』のPR、4件の基盤モデルの集中的な発表を支援する」と発表した。科技日報が伝えた。

今年3月には「広州市海珠区による基盤モデル応用実証センターの建設支援の実施案」が正式に通達・実施された。これは業界の基盤モデル産業発展に焦点を当てた中国初の案だ。同案は、海珠区による中国をリードする基盤モデル応用実証エリアの建設を全力的に推進し、2026年までに基盤モデルの8以上の業界での深い応用を推進し、典型応用シーンを30以上拡大し、代表的な企業を50社選び、5000以上のアルゴリズムを備え、実証エリアの主な事業収入を5000億元(約10兆円)以上にけん引することを目指す。

基盤モデルの発展を支えるため、海珠区は政策サポートプラットフォーム、計算力供給プラットフォーム、コンプライアンス指導サービスセンター、インキュベーション育成プラットフォーム、金融エンパワーメントプラットフォーム、エコシステム集積プラットフォームの「6大プラットフォーム」の構築に取り組む。広州市と海珠区は3年間で総額10億元(約200億円)以上を投資し、基盤モデルのハードウェア基礎レベル、AI応用レベル、デジタル経済の人材面の三つの側面から支援を提供する。基盤モデルまたはアルゴリズムの登録を完了した場合、最大100万元(約2000万円)の奨励金を与える。 海珠区は基盤モデル企業の計算力への需要を満たすため、現地の計算力を重点的に配置し、計算力調節プラットフォームを構築し、スマートな計算力の供給拡大を加速させる。海珠区は現在すでに琶洲算谷沙渓スマート計算センターの100Pの計算力追加を推進しており、上半期にその配置を完了する予定だ。

また、海珠区は広州市所属の国有企業と共に琶洲次世代AI産業基金の設立を急いでおり、民間資本の共同出資を促す。基金の総規模は100億元(約2000億円)以上を計画。誘致の代わりに、投資により優良産業クラスターを育成する。海珠区は年内に第1期基金の設立を完了し、規模は10億元以上になる見込みだ。

海珠区では現在すでに21件の基盤モデル応用プロジェクトが実施されている。海珠区は年内にさらに10以上の基盤モデルの登録完了、20以上のアルゴリズムの登録完了、そして50件以上の業界応用プロジェクトの誘致・育成を誘導し、集積発展のトレンドを形成することを目指す。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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