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ファーウェイ・ジャパンが交流会、日本で「共に成長、未来を勝ち取る」目指す

Record China / 2024年5月31日 17時20分

ファーウェイ・ジャパンが交流会、日本で「共に成長、未来を勝ち取る」目指す

ファーウェイ・ジャパンは東京都内で30日、パートナー交流会を開催した。侯涛社長によるあいさつなどでは、日本側パートナーとも日本社会ともウィンウィンの関係を構築していく考えが強調された。

華為技術(ファーウェイ)の日本法人であるファーウェイ・ジャパンは東京都内で30日、パートナー交流会を開催した。テーマは「共に成長、未来を勝ち取る 日本で、日本のために」で、日本側パートナーとも日本社会ともウィンウィンの関係を構築していく考えが強調された。

目標は年50%成長、欠かせないパートナーとの協業

あいさつに立ったファーウェイ・ジャパンの侯涛(ホウ・タオ)社長は、日本での売り上げでパートナーが果たす役割は極めて大きく、重要性はさらに増しつつあると説明した。同社としては、2024年から26年にかけて毎年50%以上の成長を実現するなどの目標を掲げているが、実現のためにはパートナーとの協力が欠かせないという。

侯社長は、日本におけるパートナーも急速に増えつつあり、パートナーを通じての売上高も伸びていると紹介し、ファーウェイは日本市場への投資を増やしていくと説明。ファーウェイの日本での事業は日本側パートナーとも日本社会ともウィンウィンの関係を構築していくと述べ、「成功を共有する」と強調した。

ファーウェイ・ジャパンはパートナーの成功を目的に、パートナーに対するトレーニングやインセンティブを設定し、関連ツールの提供などを行っている。また、実績を出したり早く提案をして早く取り組んだパートナーには、より多くの収益を得られる仕組みも構築しているという。

ファーウェイ・ジャパンの関係者によると、中国国内ではファーウェイが自力で営業活動をすることに大きな問題はない。しかし、日本のような国外市場の場合には、業界の仕組みが構築されており、商習慣の違いもあるので、現地のパートナーに多くを委ねた方が良い結果を得られる。そのためにも、国外市場のパートナーをより厚遇して、より大きな成果を出してもらえるようにしているという。

急速進化の現実に対応、開発努力が価格競争力に反映

同日の各種説明では、ファーウェイの新製品や新たなソリューションでは、24年になってから策定が完成したWi-Fi 7が大いに活用されていることが強調された。19年に実用化されたWi-Fi 6と21年のWi-Fi 6では、それまで6.9 Gbpsだった通信速度が9.6 Gbpsに引き上げられ、「マルチユーザー同時実行」「ネットワーク構築機能」が追加された。Wi-Fi 7では通信速度が23Gbpsに達し、「高帯域幅」「高信頼性」が加わった。

工場、商業施設、病院、教育機関などで情報通信の利用がますます高度化する現状にあって、Wi-Fi 7の活用はさらに必要になりつつある。ファーウェイは早い時期からWi-Fi 7の策定に参画しており、関連特許の保有率は世界最大の23%に達した。そのため他社に支払うライセンス料を大幅に削減でき、結果として自社ブランド製品の価格競争力を増強することが可能になった。

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