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舞台「千と千尋の神隠し」ロンドン公演に感動、日本アニメの強力な広がり―香港メディア

Record China / 2024年7月1日 23時0分

さらに、「日本のアニメが英国に広まる中で、同舞台は他の舞台作品と一線を画す存在だ。物語の背景やキャラクター、和服や日本語での台詞を通じて、英国の観客に異国情緒を感じさせる。劇団が物語を忠実に再現するだけでなく、より多くの日本要素が取り入れられていた。歌唱部分は少ないものの、原作にはない歌舞伎風の踊りが組み込まれており、日本の雰囲気が一層強調されている」と紹介した。

記事は、「同舞台はチケットの売れ行きも良好で、多くの観客を集めている。筆者が見た公演では、約9割の席が埋まっており、若い観客や日本人の観客も見受けられた。新世代の観客を引きつけるためには、興味深く話題性のある新しい作品が不可欠だ。同舞台は上演期間が限られているほか、とくに日本のアニメが欧米で流行している今、若者を劇場に引きつける力がある」と言及した。

最後に、「宮崎駿氏の名作が舞台に改編されてロンドンで上演されるのは初めてではない。スタジオジブリのもう一つの名作『となりのトトロ』も2年前に上演され、来年3月に再演される予定だ。『千と千尋の神隠し』や『となりのトトロ』は、約2時間のアニメ作品であるため、舞台に改編しやすく、技術的な問題さえ解決すれば、原作を忠実に再現できる可能性は非常に高い。日本のアニメの舞台化には多様なアプローチがあり、例えば、『DEATH NOTE』や『四月は君の嘘』など、長編連載の作品も劇団の改編対象となった。このように、日本のアニメの舞台化にはすでに確立された豊富な経験があるため、多くの劇団が自分たちの作品もロンドンで上演したいと考えている。ロンドンのウエストエンド(地区名)のスタイルに少し合わせられれば、英国でも良い成果を上げることができるだろう」とした。(翻訳・編集/岩田)

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