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劇場アニメ「ルックバック」の5つの見どころ―台湾メディア

Record China / 2024年8月4日 15時0分

劇場アニメ「ルックバック」の5つの見どころ―台湾メディア

1日、台湾版Yahoo!のYahoo奇摩・映画ドラマ編集部は、劇場版アニメ「ルックバック」の見どころを5つ紹介する記事を掲載した。写真は劇場アニメ「ルックバック」。

2024年8月1日、台湾版Yahoo!のYahoo奇摩・映画ドラマ編集部は、劇場版アニメ「ルックバック」の見どころを5つ紹介する記事を掲載した。(本記事はネタバレを含みます)

記事は1つ目の見どころとして、「『ファイアパンチ』や『チェンソーマン』で知られる藤本タツキ氏が原作者であること」を挙げ、「2作品とは全く異なる作風だが、『ルックバック』は藤本氏のもう1つの力作であると言える。原作漫画はわずか143ページで完結するが、多くの読者を感動させた。物語は、自分の描く漫画に自信を持つ小学校4年生の藤野と不登校の京本という、2人の『漫画好き』な少女に焦点を当てている。彼女たちが出会い、共に夢を追いかける時間は、鑑賞する価値のある純粋で美しい青春の思い出そのものだ」と述べた。

2つ目の見どころは、「すべての創作者があらがいたくなるほど感動的で心に響く物語」だとし、美術家の奈良美智氏が「マンガ読んで涙出るくらい感動したのに、アニメで声が個性を持ってリアルに響いた瞬間、もう心が動いて最後にはやっぱり感動している自分がいました」と絶賛し、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏も「作品は誰のために描くのか?答えは映画の中にある」と述べたことを紹介した。

3つ目の見どころは、「原作漫画に増して繊細なカット割りと補足描写」だとし、「同作品は、監督、脚本、キャラクターデザインを怪物アニメーターの押山清高氏が担当し、アニメーション制作はスタジオドリアンが行っている。原作漫画と比較して、劇場版はより細やかなカット割りと描写が追加され、2人の少女の声や表情、動きをリアルに描き出し、感動を倍増させている。日本でも好評を博した同作品は、台湾でも多くの観客を感動させることだろう」と論じた。

4つ目の見どころは、「平行世界のエピソードが与える一瞬の癒やし」だとし、「藤野と京本は幼い頃の出会いと努力を通じて、お互いをより良い人生の道へと導いた。しかし、創作の困難に直面することで、誰かが挫折することもある。京本は大学で殺人鬼に遭遇し、藤野に大きな痛みと自責の念をもたらす。この時、平行世界のエピソードが突然現れ、藤野が京本の家を去り、自分の仕事に戻って漫画を描き続ける姿が描かれる。仕事場に戻った藤野の背中は、自分や他人の人生の中で最も忘れられない風景として映されている」と言及した。

5つ目の見どころについて、「上映時間が1時間であること」を挙げ、「同作品は短編映画でありながら非常に見応えがあり、上映時間127分の『デッドプール&ウルヴァリン』と同様の満足感を得られる内容となっている。特に観客が持つ注意力や時間が限られている現代において、1時間で2時間の作品に匹敵する感動的な物語を提供し、夢を追いかける人々に希望や元気を与える『エネルギーの補給』となっていことは素晴らしいことだ」と評した。(翻訳・編集/岩田)

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