1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. アジア

北京中軸線の世界遺産登録、これまで類を見ないデジタル技術によるサポート―中国

Record China / 2024年8月7日 6時30分

遺産モニタリングは遺産保護と管理の重要な部分だ。チームは先進的な技術手段と科学的な管理方法により、中軸線文化遺産の「変化はモニタリング可能、リスクは識別可能、危険は予防可能、保護は持続可能」を実現し、その真正性と完全性を効果的に保護できるように保証した。

同プラットフォームにはさらに、ボランティアの中軸線巡回情報をまとめるという重要な機能がある。

ユネスコ世界遺産委員会の「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」とその関連ガイドラインの要求によると、一般の人々は文化遺産の保護と継承に参加する必要がある。

北京市中軸線世界遺産登録申請保護活動弁公室は23年7月にテンセントや未名文博などの機関と協力し、「デジタル不寝番」プロジェクトを開始した。中軸線保護に一般の人々が参加するためのプラットフォームを提供した。人々は携帯電話によるスキャンや撮影により、文化遺産のモニタリングに接し、理解することができる。

遺産エリアの境界杭に刻まれているQRコードをスキャンするか、「雲上中軸」ミニプログラムを利用することで、近くの建造物と文化財を撮影し、データをリアルタイムで同プラットフォームに伝送できる。

古代の不寝番は夜回りを行う際に火の用心と盗難防止も呼びかけた。今日の「不寝番」は、高齢者や子供を問わず中軸線の守護者になれる。こうして民間の力がスムーズに日常的な遺産モニタリング活動に加わるようになっている。

北京中軸線遺産保護センター遺産モニタリング部の周子予(ジョウ・ズーユー)部長は、「『デジタル不寝番』は現在すでに各遺産エリア専門点検の重要な補助手段になっており、『大衆化+専門化』融合発展モデルを形成した。北京中軸線が持つ歴史的・文化的価値への人々による保護、継承、発展、革新を効果的に促進している」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください