【観察眼】中国の犬型ロボットが登山に成功、新たな国際協力の可能性を示す
Record China / 2024年10月27日 8時0分
BRICS内部に目を向けてみよう。インドは世界最大のコンピュータソフトウェアアウトソーシング拠点であり、プログラミングや通信などについて経験豊かな若手人材を豊富に抱えている。ロシアは数学、自動制御システム、ソフトウェア工学などの分野での研究と教育に特に優れている。ブラジルはラテンアメリカで最もAI技術の応用率が高い国となっている。南アフリカのAI関連企業はアフリカ全体の半分を占めている。また、今年1月に新たにBRICSに加盟した5カ国にもそれぞれ大きなポテンシャルがある。BRICS諸国が共同で開発を行えば相互補完が可能となり、世界の技術競争において協同発展を実現できるとみられている。
中国の習近平国家主席はこのほど開催された第16回BRICS首脳会議で、「われわれは新たな技術革命と産業変革の時代の歩みに対応し、『イノベーションのBRICS』を築くべきである。中国は、各国とイノベーション協力を深めていくことを望む」と表明した。習主席がこれまで繰り返し強調してきたように、BRICS協力は決して閉鎖的なものではなく、全世界に開かれたものである。もちろん「イノベーションのBRICS」も各国に対して開かれている。
中国は近隣の日本、韓国と長期にわたり、AIやデジタル分野での交流と協力を続けてきた。中国企業が開発した物流ロボットや産業用ロボット、サービスロボットは日韓両国の物流企業やレストラン、工場の生産ラインで活躍している。「イノベーションのBRICS」の構築に伴い、今後も中国は各国とともにAIの技術進歩と基準づくりを推進していく。それにより、それぞれの国の経済成長はもちろん、世界の関連業界の健全な発展をも期待することができるだろう。(提供/CRI)
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