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ストリーミングプラットフォームが日本アニメを再び復興させる?―台湾メディア

Record China / 2024年11月24日 18時0分

ストリーミングプラットフォームが日本アニメを再び復興させる?―台湾メディア

19日、台湾メディアの科技新報は、「ストリーミングプラットフォームが日本アニメを再び復興させる?」と題した記事を掲載した。写真はドラゴンボールDAIMA。

2024年11月19日、台湾メディアの科技新報は、「ストリーミングプラットフォームが日本アニメを再び復興させる?」と題した記事を掲載した。

記事はまず、「世界で唯一、五輪の開会式でゲーム音楽を使用して選手入場を演出し、現首相である石破茂氏が18年に人気アニメ『ドラゴンボール』のキャラクター・魔人ブウのコスプレを行ったのが日本だ。現在でも、多くの人々はアニメを『マイナーな趣味』や『サブカルチャー』と捉えているかもしれない。しかし、全世界には約8億人の日本アニメファンがいると推定され、この数字は近い将来10億人に達すると予測されている。これは、世界のテニスファンの総数に匹敵する」と述べた。

その上で、「『ポケットモンスター』、『遊戯王』、『ドラゴンボールZ』、『NARUTO -ナルト-』といった私たちになじみのある作品は、すでに世界的なトレンドの一部となっている。Disney+(ディズニープラス)がマーベル映画を実写化して世界中に売り出したように、Netflix(ネットフリックス)も日本アニメの潜在力に注目し、『ONE PIECE』などの実写ドラマに巨額を投じてアニメファン層への影響力を拡大している。一方、大量のアニメIP(知的財産)を保有するDisney+も、一部地域で『BLEACH 千年血戦篇』の独占配信権を購入するなど、日本アニメの影響力の大きさを示している」と説明した。

また、「『ドラゴンボール』、『らんま1/2、』『僕のヒーローアカデミア』といった既存のファンを持つアニメ作品と比較して、近代的なファンタジー要素を持つ『ダンダダン』は、今年の『鬼滅の刃』に次ぐ、世界的大ヒットを起こしたアニメと言えるだろう。もしNetflixが全世界の視聴データを公開していなければ、『ダンダダン』が非英語圏のドラマランキングのトップ10に2週連続でランクインし、24年の大ヒットアニメとなったことは知られなかったかもしれない」と論じた。

さらに、「近年、日本アニメは米国の映像市場において最も人気のあるジャンルの一つとなり、熱心なファン層を惹きつけている。ストリーミングプラットフォームは特にこのアニメジャンルに注力しており、これは多くの定額制動画配信サービス(SVOD)の視聴者が女性中心である一方、アニメは若年層の男性に人気があるためだとされている。ニュージーランドのデータ分析サービス・Parrot Analytics Audience Solutionsの統計によると、主要な米国のSVODプラットフォームの中でアニメに特化したCrunchyroll(クランチロール)やHidive(ハイダイブ)の視聴者は男性が主流で、その多くが30歳未満だそうだ」と紹介した。

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