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飲食業界が中医薬とコラボ、若者の間で人気に―中国

Record China / 2024年11月25日 22時30分

中国には食品の中に混ぜることができる中医薬材に関する明確な規定がある。「中華人民共和国食品安全法」は生産販売されている食品には薬品を混ぜてはいけないと規定しているものの、伝統に基づいて、食品であり、中医薬材でもある物質は混ぜても良いことになっている。

中国国家衛生健康委員会が2021年に発表した「伝統に基づいて食品であり、中医薬材でもある物質リスト管理規定」は、「医食同源」の対象となる物質の動的調整と管理基準を明確にし、食品の安全と、国民の健康を守ることを主旨とし、合法で、科学的、オープンという原則に沿って、食薬物質リストを制定し、適時更新している。2023年11月の時点で、食薬物質リストに組み込まれている中医薬材は102種類に達している。

北京中医薬大学人文学院法律講座のトウ勇教授は、「中医学という角度から考えると、中医薬と飲食を組み合わせた革新的な商品には、ある程度ヘルスケアの効果が見込める。しかし、あまりに期待しすぎてはならない。中医薬の効果は、薬材の質と量、薬物の比率、加工処理の方法といった要素と密接な関係がある。中医薬と飲食を組み合わせた革新的な商品に含まれている中医薬材の量は比較的少ないほか、作り方も伝統の中医薬とは異なるため、その効果も弱い。さらに、人によって体質が異なるため、中医薬に対する反応も異なる。そのためこうした商品を食べたり、飲んだりするによる病気の治療効果を期待することはできない」と注意を呼び掛けている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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