中国各地、今年最初の外国人観光客迎える

中国の各地にある多くの通関地や観光地では1日、今年最初の外国人観光客を迎えました。写真は浙江省の烏鎮。

中国の各地にある多くの通関地や観光地では、休日となった1日、今年最初の外国人観光客を迎えました。外国人観光客の便宜を図るため、観光地ではさまざまなインバウンド観光のサービス改善が事前に実施されました。

中国東部の山東省煙台市は1日、今年初めてビザ免除措置で入国した韓国のツアー客300人余りを迎えました。このツアー客は中国と韓国を結ぶ国際定期フェリー「新香雪蘭」に乗って煙台に到着して沿岸旅行を始め、中国に3日間滞在し、煙台と威海の2都市を見学する予定です。

同様に、東部の浙江省の水郷・烏鎮では1日、今年最初の外国人観光客であるタイのツアー客26人を迎えました。外国人観光客の便宜を図るため、すべての看板には中国語と英語の注釈が添えられており、また英語専門のガイドのほか、タイ語や日本語などのガイドも手配されています。

上海税関の統計によると、2024年、上海の通関地を利用した出入境者数は前年比95.3％増の延べ3647万3000人に達しました。飛行機とクルーズ船による出入境者数では、上海の通関地が引き続き全国で最大となりました。

また、中国南西部の重慶江北国際空港では2024年末時点で、入国した外国人の数は22万人に達し、過去最多となりました。このうち、ビザ免除措置で入国した外国人は延べ11万人余りに達し、全体の半分を超えました。（提供/CRI）