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最長9日間となった韓国の旧正月連休、旅行需要は海外に集中=韓国ネット「国内旅行はしたくない」

Record China / 2025年2月4日 15時0分

最長9日間となった韓国の旧正月連休、旅行需要は海外に集中=韓国ネット「国内旅行はしたくない」

3日、韓国メディア・韓国経済は「旧正月の連休が最長で9日間となった今年、連休中に海外に行った人の数が過去最多を記録した」と伝えた。写真は韓国・仁川国際空港。

2025年2月3日、韓国メディア・韓国経済は「旧正月の連休が最長で9日間となった今年、連休中に海外に行った人の数が過去最多を記録した」と伝えた。韓国国内主要観光地のサービス、物価などに対する不満から、旅行需要が海外に集中したとみられている。

韓国・仁川国際空港公社によると、先月24日~今月2日に仁川国際空港を利用した旅行客(出発・到着旅客を含む)は218万9778人だった。このうち国際線利用客は217万6469人で全旅行客の99.3%を占めている。先月26日に公表された利用客予測値を2.27%上回った。1日平均は21万8978人で、名節(お盆や旧正月など季節の行事)の連休中としては開港以来、最多となった。

一方、国内線を利用して済州(チェジュ)島など韓国国内旅行をした人は例年より少なかった。韓国・国土交通部の統計によると、旧正月連休前半3日間の国内線利用客数は47万392人で、前年同期より9.36%減少した。

円安が続く日本への旅行人気は、今年の旧正月連休も冷めなかった。公社の統計によると、連休中に日本へ向かった旅行客は27万6237人で、全ての国・地域で最も多かった。23年は8万3599人、24年は12万2778人だったのが、急増している。

韓国政府は先月27日を臨時公休日とし、「内需拡大のために国内旅行を」と国民に訴えたが、期待していた効果は得られなかった。記事は「コロナ禍に国内旅行が注目されたために物価が上がり、いわゆる『ぼったくり』問題も多数発生したことで定着した否定的なイメージは払拭されていない」としている。

23年に済州観光公社が発表した「韓国人済州訪問実態調査」によると、「済州旅行の不満」を尋ねる質問に、回答者の53.4%が「物価が高い」と答えた。コロナ禍前の19年(29.1%)に比べ83.5%増えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「見どころがないしお金がかかるばっかり。これじゃ国内旅行なんてしたいと思わない」「国民が楽しい時間を過ごしたなら海外に行こうが何だろうがいいだろうに、ガタガタ言うなよ」「海外に行くことに文句をつける暇があったら国内観光地で何をやってるかしっかり見るといい」「連休を長くしたら国内景気がよくなるなんて思ってる政府がまぬけなんだ」「連休が長くなると聞いて国民はみんな海外旅行を考えたと思うけど」「臨時公休日が出来て連休が延びたから日本に行く?普段から日本に行く人が多いじゃないか」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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