日産が「モビリティの未来」提案、電池活用の新サービスや安全技術紹介…ジャパンモビリティショービズウィーク2024

日産自動車は、10月15日から18日にかけて幕張メッセで開催される「ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024」への出展を発表した。

日産は「モビリティの未来が、今ここに。」をテーマに、電気自動車の魅力を向上させる商品やコネクテッド技術を活用した法人向け新サービスなどを紹介する。具体的には、以下の3つの内容を中心に展示を行う。

1.「ニッサンエナジーシェア」
バッテリーを蓄電池として充放電制御を行う日産独自のエネルギーマネジメントを活用したサービス。企業や自治体向けに、脱炭素化やエネルギーコスト削減、地域貢献、災害対策などの課題解決をサポートする。

2.「Nissan Biz Connect API」
日産の車両データを活用し、ビジネスの効率化に貢献する法人向けサービス。車両の位置情報やEV電力残量などのデータをリアルタイムに提供し、顧客のサービスやシステムと連携することが可能。

3.「マダイルヨ」
子どもの車内置き去り事故を防止する機能。子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」に追加された新機能で、保護者と子どもの距離や車内の状況を検知し、危険を察知した場合に警告通知を送る。

日産は、EVのリーディングカンパニーとしての経験を活かし、これらの技術やサービスを通じて、企業や自治体の課題解決をサポートするとともに、モビリティの未来像を提示する。同社は、スタートアップ企業との共創を図りながら、環境経営や脱炭素社会の実現、ビジネスの効率化、子育て支援など、幅広い分野でのイノベーションを推進していく。