車内の汚れの元凶はコレだった! フロアマットの優れた役割と最適な選択~Weeklyメンテナンス~
レスポンス / 2025年1月30日 6時30分
車内でもっとも汚れが溜まりやすいのがフロアマットだろう。車外から持ち込む汚れを受け止める役割を担っているフロアマットは車内を常にクリーンにするために大切な実用アイテムなのだ。
◆想像以上に汚れているフロアマットをチェックしよう
洗車時にフロアマットを洗ったことがあるユーザーなら体感的にわかると思うが、フロアマットは見た目以上に汚れている(生地内部にホコリが溜まっている)。パンパンと叩いてホコリを出すのだが、汚れが激しい場合にはなかなかホコリがおさまらないこともあるほど。水洗いすると結構な汚れが出てくるのもわかるだろう。それだけにフロアマットは車内の汚れを拡散しない縁の下の力持ち的な存在になっていることが理解できるだろう。
実際に、アウトドアレジャーやウインタースポーツに出かけて、泥汚れが付いたままの靴で車内に乗り込んだ際、その汚れを受け止めて車内全体に拡散しないようにある程度汚れを閉じ込めてくれているのがフロアマットなのだ。目立たない機能だが車内をクリーンに保つための重要アイテムとして捉えるとフロアマットの選び方もちょっと視点が変わってくるだろう。
単なるファッションアイテムでは無く、実用性の高いフロアマットなので、デザイン面はもちろんだが機能的なアイテムを選んで設置すると良いだろう。クルマを購入した際にオプションで純正マットを設置しても汚れたり劣化した際には市販モデルと交換することになる。その際カー用品店などでフロアマットのコーナーに行くと想像以上にさまざまなタイプがあることに気づくだろう。
中でもウインターレジャーやアウトドアレジャーを楽しんでいるユーザーにピッタリなのがトレータイプのフロアマットだ。マットの周囲が立ち上がっている凹状の形状をしているのが特徴で、靴底に付いた雪や泥汚れなどをトレー内に閉じ込めて車内に拡散しないのが最大のメリット。ラバー系の素材を使っているので水分も浸透させず汚れをトレー内にしっかりと収めてしまうので頼りになるフロアマットだ。雪道や雨でぬかるんだキャンプ場などを歩いてクルマに乗り込むのがためらわれるほど汚れた靴でも気にせず乗車できるのもトレータイプの良いところ。近年は純正オプションでも設定されることがあるので新車時に選んでも良いだろう。
一方、従来型のカーペット系の素材を使ったフロアマットも見た目デザイン重視のアイテムと思われがちだが実は汚れを保持する力に優れている。生地には毛足があって、その中に汚れを保持する仕組みになっているので車内に汚れを持ち込んでも拡散させること無く、ある程度の汚れあれば生地の中に閉じ込めてしまうのだ。もちろん簡単にクルマから取りだして水洗いすることも可能なのでいつも清潔に保てるのも良いところ(クルマのフロアの保護、汚れ防止の機能も重要)。クルマ用のフロアマットは防かび性能や消臭、抗菌性能を備えたアイテムも用意されているので目的に合わせて選ぼう。車種別にカラーや形状などをオーダーメイドできるサービスもあるので、車内デザインにこだわる場合は利用しても良いだろう。
◆フロアマットの機能性をチェック
最後に普段使いの機能性という点ではフロアマットの固定方法にも注目してみよう。特に運転席はペダル操作があるためフロアマットのセレクトは特に注意したい点だ。ズレ防止のフックの装備や裏面へのスパイクの処理が施されてるマットが安心だ。またシートレール部分にパーツを固定してマットのズレを防止するパーツなどもあるのでケースバイケースで利用しても良いだろう。運転中にフロアマットがズレるのは大変危険なので、ここは重視したい点だ。
インテリアのクリーン化の重要アイテムであるフロアマット。好みのデザインと共に機能性を重視したセレクトで愛車の快適性をアップさせることができる。この週末は汚れてしまった愛車のフロアマットを一新して気持ち良くドライブに出かけてみよう。
土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。
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