マンション近くで不審車の職務質問→車を放置し逃走→車内で「覆面」「バール」発見 強盗予備の疑い 20代の男２人を逮捕

福岡市博多区のマンションに侵入して金品を奪い取る機会をうかがったとして、20代の男2人が強盗予備の疑いで逮捕されました。男らが乗っていた車からは、覆面やバールが押収されています。

強盗予備の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区中州に住む無職・岸大誠容疑者（24）と、福岡県大野城市若草に住む契約社員・首藤頼十容疑者（23）です。

岸容疑者ら2人は、知人の男性と共謀し、8月5日未明、福岡市博多区のマンションに侵入して金品を奪い取る機会をうかがった強盗予備の疑いが持たれています。

警察によりますと、パトロール中の警察官が博多区のマンションの近くで不審な乗用車を発見し職務質問しようとしたところ、乗っていた男3人が車を放置して逃走。男3人が乗っていた車からは、覆面3枚やバール2点が見つかったということです。

防犯カメラの映像などから逃走したのが岸容疑者ら3人であることが浮上しその後の捜査で、岸容疑者と首藤容疑者が強盗事件を起こそうとしていた疑いが強まったということです。

岸容疑者ら2人の認否は明らかされていません。

警察は、岸容疑者ら2人と一緒に逃走した知人の男性についても任意で捜査を続けています。