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「障害者の人権を守る意識が極めて薄弱だった」 9人の入院患者にわいせつ行為や虐待の国立病院機構「大牟田病院」 第三者委員会が提言

RKB毎日放送 / 2024年10月1日 18時37分

福岡県大牟田市の国立病院機構「大牟田病院」で、複数の職員が入院患者に虐待を繰り返していた問題で第三者委員会が1日、提言書を提出しました。

病院全体として人権意識が極めて薄弱だったと指摘しています。

大牟田病院では1日午後、第三者委員会が調査報告と再発防止策の提言書を提出しました。

大牟田病院では4人の職員が9人の入院患者に対してわいせつ行為や頭を殴るなどの虐待行為をし、このうち3人が書類送検されています。

提言書で、第三者委員会は、「病院全体として障害者の人権を守る意識が極めて薄弱だった」と厳しく指摘しました。

その上で、懲戒処分の規則の見直しなどを提言しています。

これに対し、大牟田病院の川崎雅之院長は「提言書を真摯に受け止め徹底した再発防止策を講じ信頼回復に努めたい」と話しました。

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