阪神・淡路大震災から30年…県内でも追悼の祈り 被災者が思い語る
南海放送NEWS / 2025年1月17日 16時41分
阪神・淡路大震災からきょうで30年です。愛媛県内でも追悼の祈りが捧げられました。
きょう、松山市の石手寺で行われた慰霊祭。阪神淡路大震災で被災した県内在住者などが参加し、6434人の犠牲者を追悼しました。
石手寺には、神戸市から「1・17希望の灯り」が24年ぶりに分灯され、境内に灯されました。
阪神淡路大震災に被災した森口政夫さん:
「無事で参加出来てるのが喜び以外何物でもないです」
石手寺の慰霊祭は、亡くなった加藤俊生前住職が震災の2年後にはじめ、毎年行われています。
きょうの慰霊祭では、加藤さんが被災者支援のために立ち上げたボランティア団体「打てば響く会」のメンバーが水軍太鼓、祈りの曲を演奏しました。
打てば響く会 木城香代事務局長:
「物資を届けるだけでなく、心の部分を支えていきたいという気持ちが打てば響く会は非常に強い会なんですね。いろんな人たちとのつながりを今まで続けて来られて良かったなと思います」
当時宝塚市消防署の消防司令長だった久下等さん(80):
「30年でも慰霊祭をこうしてやって頂けるのは本当にありがたい」
参加した人たちは、あの日に思いを馳せながら追悼の祈りを捧げていました。
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