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神はサイコロを振らない、オーディエンスとともに躍動する4人の魂

Rolling Stone Japan / 2024年3月25日 11時47分

神はサイコロを振らない(Photo by Azusa Takada)

3月23日(土)に開催された「ツタロックフェス2024」。神はサイコロを振らないのライブレポートをお届けする。

【ライブ写真はこちら】

MASSIVE STAGE初日のトップバッターを務めたのは神はサイコロを振らない。フロントマンの柳田周作がエネルギッシュに「おはようございます!! ツタロック、飛べるよな? 全員飛べるよな?」と呼びかけて、ビートの強いエレクトロニックチューン「Whats a Pop?」からライブをスタート。最新アルバム「心海」の序盤を飾る神サイのポップ論を突き詰めた楽曲に対し、オーディエンスはジャンプで応え、柳田は「最高の幕開けだ!」と声をからさんばかりにシャウト。ステージの端から端まで動きながら、「そっちもありがとう!」「愛してるぜ!」と早くから集まってくれたオーディエンスに感謝を伝えた。

赤い照明の中、荒々しいバンドサウンドとやさぐれたボーカルがさく裂した「修羅の巷」。4人が一体となって、混沌を描くようなアンサンブルを紡いでいった。一転、バラード「夜永唄」では柳田に白く光るピンスポットが当たり、”枯れ果てたはずの涙がまた零れて”と、切ない想いを高めた。

神サイは現在ライブハウスツアー真っ最中。柳田が「100人キャパとかのライブハウスでやってるから、この規模はすごいね」と目の前の光景に感嘆しつつ、「今日1日大好きなバンドを見つつ、新たな出会いがあるのもフェスの醍醐味ですから」と言うと温かい拍手が送られた。

「まだ音源化していない新曲を持ってきました。ここにいる99%の人が聞いてない曲だと思うんですが、初めて神サイを見る人がいるのなら同じかな。とにかくバカになれるやつ、持ってきたんでめちゃくちゃに盛り上がって下さい!」と柳田が口にし、疾走感と躍動感あふれる新曲を披露。柳田はギターを置いて、勢いよくお立ち台の上に乗り、「ラスト! みんなぶっとぶ準備できてるか?」と煽って「巡る巡る」へ。壮大な広がりを宿すサビで、オーディエンスは一気に腕を突き上げながらジャンプ。柳田は何度も「飛べるよな?」と呼び掛け、特大のジャンプを創出した。


<イベント情報>

Vポイント presents ツタロックフェス2024
公演日:2023年3月23日(土)、24日(日)
会場名:幕張メッセ国際展示場 9・ 10・ 11ホール
主催:CCCミュージックラボ(株)/ライブマスターズ(株)
企画:CCCミュージックラボ(株)
制作:ライブマスターズ(株)
運営:(株)ディスクガレージ
特別協賛:CCCMKホールディングス(株) / 三井住友カード株式会社
問い合わせ: https://cccmusiclab.com/tsutarock2024

<公式SNS>
Twitter:https://twitter.com/tsutarocklive
instagram:https://www.instagram.com/tsuta_rock_live_official/
Facebook:https://www.facebook.com/tsutarocklive/

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