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Conton Candy、静と動のダイナミズムで伝えるまっすぐな想い

Rolling Stone Japan / 2024年3月28日 17時47分

Conton Candy(Photo by Tetsuya Yamakawa)

3月23日(土)に開催された「ツタロックフェス2024」。Conton Candyのライブレポートをお届けする。

【ライブ写真はこちら】

ライブフロアをぎっしり埋めるほどたくさんの観客たちが詰めかける中、ステージに登場したのは東京発のスリーピース・ガールズバンド、Conton Candy。

メンバー1人ずつ客席に向かって深々とお辞儀をし、ロックチューン「好きなものは手のひらの中」で爽やかにライブをスタート。紬衣(Vo/Gt)のキュートでパワフルな歌声にオーディエンスの心は一瞬にして惹きつけられる。続く「音の鳴る方へ」では、彩楓(Dr)の軽やかなドラミングに楓華(Ba)の躍動感あふれるベースが合わさっていく展開が徐々に聴く者の心を揺さぶっていった。そこから3ピースのタイトでキャッチーなサウンドが気持ち良い「102号室」と続けざまに爽快感溢れるポップナンバーを投下。紬衣が「ツタロックそんなもんか? まだいけるだろ!?」と煽るとそれに応えてフロアの熱はますます高まっていく。続いて、昨年SNSを中心にバイラルヒットを記録した彼女たちの代表曲「ファジーネーブル」。切なく響く恋のフレーズと紬衣の柔らかい歌声が会場を多幸感で包み込む。

「前回のツタロックではSpotify O-EASTのサブステージに出させて頂き、今回、幕張メッセのCOSMIC STAGEに出させてもらえるようになって。けど見える景色は変わってもここ(心)は変わらない、私たちにとっての軸、大切にしなきゃいけないものは変わらない」

高校の軽音部で出会ってから変わらない彼女らの音楽に対するまっすぐな想いを伝え、静かな弾き語りからパンキッシュなギターリフで始まる「プードル」をスウィートな歌声で歌い上げる。そしてラストは「ロングスカートは靡いて」。ラスサビの大合唱がフロアの一体感をドラマチックに演出した。彼女たちのライブに浸っていると、青春の瑞々しさと儚さを噛み締めるように自然と甘酸っぱい記憶や感情が込み上げてくる。そんなConton Candyにしかない表現が凝縮されたステージだった。


<イベント情報>

Vポイント presents ツタロックフェス2024
公演日:2023年3月23日(土)、24日(日)
会場名:幕張メッセ国際展示場 9・ 10・ 11ホール
主催:CCCミュージックラボ(株)/ライブマスターズ(株)
企画:CCCミュージックラボ(株)
制作:ライブマスターズ(株)
運営:(株)ディスクガレージ
特別協賛:CCCMKホールディングス(株) / 三井住友カード株式会社
問い合わせ: https://cccmusiclab.com/tsutarock2024

<公式SNS>
Twitter:https://twitter.com/tsutarocklive
instagram:https://www.instagram.com/tsuta_rock_live_official/
Facebook:https://www.facebook.com/tsutarocklive/

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