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拉致被害者の家族、米国連大使に協力求める 横田早紀江さん「めぐみと一目会いたい」

産経ニュース / 2024年4月18日 17時48分

面会の冒頭で写真撮影に応じるトーマスグリーンフィールド米国連大使(左から3人目)や、横田早紀江さん(右から3人目)ら=18日午前、首相官邸(春名中撮影)

北朝鮮による拉致被害者家族らが18日、来日中のトーマスグリーンフィールド米国連大使と官邸で面会し、長く膠着状態が続く問題の進展へ、米側の協力を求めた。横田めぐみさん(59)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(88)は「元気な間に何とか一目会いたいと思っている」と早期の局面打開を切望した。

面会には他に、めぐみさんの弟で家族会代表の拓也さん(55)、有本恵子さん(64)=同(23)=の父、明弘さん(95)らが参加。

冒頭、トーマスグリーンフィールド氏は「キャリアを通して北朝鮮の課題に向き合ってきた。皆さんの痛みや喪失感を承知しているつもり」と思いを寄せた上で、「米国の(拉致問題に対する)関わりは政党や政権に依存するものではない。ばらばらになってしまった家族が再会できるよう努力していく」と述べた。

面会後、拓也さんは「親世代が存命中に全拉致被害者の即時一括帰国が実現するならば、日本政府による北朝鮮への独自制裁の解除に反対しない」とした家族会などの新たな運動方針について、大使らへ理解を求めたと説明。「解決しようとする信念の強さを感じた」と手応えを口にした。

また、大型連休期間に訪米し、米政府関係者らに重ねて協力を求めることも明らかにした。

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