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阪神大震災30年、神戸市の新20歳「経験伝える」 はたちを祝う会に8800人参加

産経ニュース / 2025年1月13日 17時13分

阪神大震災30年をうけて黙祷する新成人ら=13日午後、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸(山田耕一撮影)

「成人の日」の13日、阪神大震災で甚大な被害を受けた神戸市の新20歳を祝う「はたちを祝う会」がノエビアスタジアム神戸(同市兵庫区)で開かれた。晴れ着姿の学生ら約8800人が震災犠牲者に黙禱(もくとう)。市民として経験を伝える決意を新たにしていた。

式典は、新20歳の代表スタッフ5人が企画。震災当時、音楽教諭として神戸市立小に勤めていた臼井(うすい)真さん(64)をゲストに呼び、震災犠牲者の鎮魂と復興を願って臼井さんが作詞作曲した神戸市歌「しあわせ運べるように」を合唱した。久元喜造市長は「市民は互いに助け合い、試練を乗り越えてきた。皆さんには地域社会に貢献できる存在であり続けてほしい」と激励した。

式に参加した大学2年、斎藤有咲(ありさ)さん(20)は「幼い頃から震災の経験を学んできたが、昨年の能登半島地震でさらに身近に感じた。今後も震災の教訓や備えの大切さを伝えたい」と話した。代表スタッフの大学1年、形部(ぎょうぶ)詩さん(20)も「震災を知らない私たち(の世代)も経験を学んできたということを、合唱を通じ知ってもらえれば」と強調した。

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