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千葉・我孫子市がSUUMO活用して移住情報PR 都内へのアクセスの良さなどアピール

産経ニュース / 2024年10月2日 13時17分

SUUMOを活用した移住促進に期待を寄せる我孫子市の星野順一郎市長=1日、同市役所(松崎翼撮影)

子育て世代の移住・定住促進を目的に、千葉県我孫子市は2日、国内最大の物件掲載数を誇る不動産情報サイト「SUUMO(スーモ)」を使った情報発信に乗り出した。同サイトを活用した移住のPRは県内の自治体で初めて。バナー広告を通じて都内へのアクセスの良さなどをアピールし、転入者の増加に弾みをつけたい考えだ。

今回の取り組みでは、関東の物件情報が掲載されるスーモのページに、市への移住を呼び掛けるバナー広告を表示。クリックすると、市内の鉄道駅の路線情報や、子育て世帯の移住者のインタビューのほか、市内の物件情報も閲覧できる。

これまでも移住促進策に力を入れてきた我孫子市。県内外から20代、30代の移住者が相次ぎ、人口は平成28年から8年連続で転入者が転出者を上回る「社会増」が続いている。土地取引の指標となる令和5年基準地価調査結果では、東京圏(千葉、東京、神奈川、埼玉、茨城)での住宅地地価上昇率の1、2位をいずれも我孫子市が占めた。

なぜ人気なのか。市によると、主な要因となっているのが、都心へのアクセスの良さや土地の安さだ。我孫子-東京駅間は乗り換えなしで約40分。我孫子駅は都内の大手町駅や霞ケ関駅にも直通でアクセスできる。

東京駅から1時間圏内の主要駅の平均土地価格の比較では、我孫子駅は松戸駅(松戸市)や柏駅(柏市)よりも大幅に安く、理想のマイホームを家計の無理なく実現することができる。子育て環境も充実しており、待機児童は昭和61年から38年連続でゼロだ。

業界最大級の不動産サイトを活用することで発信力を強化し、さらなる移住者の獲得を目指す。市の担当者は「市内では至るところで新築物件が建てられている。少しでも物件情報にアクセスしやすくすることで、今後も転入者増を継続していきたい」と意気込んだ。(松崎翼)

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