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良質な「舞鶴茶」を初摘み 地元中学生ら参加

産経ニュース / 2024年5月8日 11時46分

茶葉を摘み取る参加者=京都府舞鶴市(同市提供)

京都府舞鶴市特産の「舞鶴茶」の初茶摘みが、市内の舞鶴茶生産組合岡田下支部の茶園で行われた。組合員や地域住民、農作業体験の一環として参加した地元の中学生を含めた約200人が鮮やかな緑に色づいた新芽を摘み取った。

同市では昭和11年に由良川流域に茶園が作られ、現在は茶農家16戸が計約10ヘクタールで栽培している。抹茶の原料となる「てん茶」と、うまみが凝縮された「玉露」を中心に生産され、全国茶品評会の「かぶせ茶の部」では平成24~28年度の5年連続と、令和元年度、5年度に日本一の産地賞に輝いた。

かぶせ茶は新芽が開き始めたころに遮光シートで日光を遮って育成する。アミノ酸からカテキンへの生成が抑えられることで渋みが少なく、うまみが豊富になる。参加者は遮光シートの下に入り、新芽を長さ約5センチの「一芯二葉」や「一芯一葉」の状態で丁寧に摘み取っていた。

この日手摘みされた茶葉約90キロは6月の両丹茶品評会や8月に開催予定の全国茶品評会に出品される。

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