海鮮丼乗せ巨大キッチンカーが都内巡る 国産水産物の消費拡大へ、飲食店フェアも

「ギョギョッとおいしい！みんなでうお活フェア～シーフード料理コンクール25周年記念～」試食発表会＝29日、東京都港区東新橋の「The　Momentum　by　Porsche」（酒巻俊介撮影）

漁師自慢の魚介を使った海鮮丼を販売する「歴代Fish－1グランプリ巨大キッチンカーキャラバン」（主催・産経新聞社）の出陣式が29日、東京都千代田区の東京サンケイビル前広場で行われた。同広場を皮切りに11月4日まで都内各地を巡る。この日は長い行列ができ、販売開始から1時間半で約250食が完売した。

国産水産物の魅力発信と消費拡大が目的で、全国漁業協同組合連合会（JF全漁連）が主催する国産水産物を使った魚料理のコンテスト「Fish－1グランプリ」の歴代受賞メニューから厳選した「宇和島鯛めし」「鯛と紅ガニのゴマ漬け丼」「銚子つりきんめ煮炙り丼」（各1000円）の3メニューを用意。30日は新宿区の歌舞伎町シネシティ広場、31日は豊島区の中池袋公園、11月1～4日は江東区のお台場青海地区特設会場で開かれる魚介グルメイベント「SAKANA＆JAPAN　FESTIVAL（魚ジャパンフェス）2024　in　お台場」（主催・同実行委員会）に出店する。

また、都内の飲食店9店が参加する「ギョギョッとおいしい！みんなでうお活フェア～シーフード料理コンクール25周年記念～」（主催・産経新聞社、ぐるなび）の試食発表会も29日に、港区のレストラン「The　Momentum　by　Porsche（ザ・モメンタム・バイ・ポルシェ）」で行われた。フェアは11月1～30日に実施。JF全漁連主催の「シーフード料理コンクール」の歴代受賞レシピをプロの料理人がメニュー化し、各店2メニューを提供する。